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涼風真世の宝塚時代を知りたい!当時のエピソードと代表作をご紹介!

宝塚歌劇団

涼風真世さんは元月組トップスターです。

1981年「宝塚春の訪れ」「ファーストラブ」で初舞台を踏み、その後月組に配属。1991年「ベルサイユのバラ-オスカル編-」で月組トップとなり、1993年「グランドホテル」のオットー役を最後にタカラジェンヌとしての幕を下ろしました。

現役時代にはまるで妖精のような魅力的な男役さんで、今でもたくさんのファンがいらっしゃいます。

今回はそんな涼風真世さんの魅力についてお伝えしたいと思います。

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涼風真世の宝塚時代は大まさに妖精だった!

涼風真世さんと言うと男役でありながらめちゃめちゃ先の細い、可愛らしいルックスが魅力の方でした。

そんな涼風真世さんの相手役は、彼女よりもか細くなくてはならなかったので、とても苦労があったのではないかと思うほどです。

私生活で着ている服装も、男役なのにレースフリフリのイメージがあって、とにかくとても可愛らしかったです。

当時の彼女を知らない人がこの様子を聞くと、なんだか男役の魅力に欠けるような気がするでしょうが、一度舞台に上がるととても男らしくかっこいい男役さんだったんですよ。

七色の声と言われた美声でファンを魅了

涼風真世さんというと、なんと言ってもその美声です。

今でも変わらず美しい歌声を舞台で披露されていますが、宝塚時代は年齢的にも若くて、歌声もとっても瑞々しかったです!

男性らしさを強調する低い歌声とは違い、透明感のある澄んだ歌声だったので、これまた一緒に歌う娘役泣かせだったのではないでしょうか。

いまだに彼女の歌声を超えるタカラジェンヌは登場していません!と断言できるほど、宝塚の歴史に残る美声と言っても過言ではありません。

涼風真世さんの歌声は、ぜひ「ベルサイユのばら」のDVDで確かめてください♪


娘役の目を見ない感じがたまらない!

涼風真世さんが娘役とデュエット歌う際、相手役の目を見ずに抱き寄せる感じにやられちゃったファンも多いのではないでしょうか。私もその1人で、そのシーン見たさに何度録画した舞台映像を見たことでしょう。

どれほどの人が、当時私と同じような感想を持っていたかは知りませんが、とにかく私はこの涼風真世さんの目を合わさない感じがとても好きでした。

涼風真世さんの歌声は、ぜひ「ベルサイユのばら」のDVDでチェックしてください↓

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宝塚時代のエピソードをご紹介

妖精のように可愛らしく先の細い男役だった涼風真世さんは、私生活では意外となんでもポンポン言ってしまうタイプだったそうです。

「PUCK」の時に、相手役だったトップ娘役の麻乃佳世さんに対して、「よしこ(麻乃佳世)って、心の綺麗な子じゃないよね」と稽古場で言ってしまい、麻乃佳世さんを号泣させたというエピソードは、麻乃佳世さん本人が雑誌で暴露していました。

当時、親友だった朝凪りんさんから「何でもすぐにポンポン言わないで、ちゃんと咀嚼(そしゃく)してから話しなさい」と怒られたこともあるそうですよ。

また、食事に行っていたのか遊びに行っていたのか分かりませんが、帰りにそのまま同期の家に転がり込み、玄関でそのまま寝てしまったと言う話も聞いたことがあります。

同期の話では、その寝顔がとても可愛らしく怒る気になれなかったのだとか…。当時その話を聞いた私は、めちゃめちゃ羨ましく思った記憶があります。

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涼風真世さんの代表作は?

男役はもちろん、女役もこなしてきた涼風真世さん
私の独断と偏見で彼女の代表作を何作かご紹介いたします。

ベルサイユのバラ

涼風真世さんの代表作として、「ベルサイユのバラ」を思い浮かべる方も多いと思います。私の中では、彼女のオスカル役はまさにはまり役。歴代のオスカルの中でも一番なのでは?と思うほどです。

もちろんその他の男役さんの中にもオスカルっぽい人はいましたか、涼風真世さんのようにドンピシャな人は私には思いつきません。

銀の狼

私の中で1番印象に残っているのは「銀の狼」です。

記憶をなくした医者の役で、髪の毛が銀色だったのが当時とても印象的でした。

ラストシーンで麻乃佳世さん演じる恋人と新しい生活を始めるために旅立つ姿は、とても幻想的で涼風真世さんにぴったりでした。

後を引く感じの作品ですので、もし機会があればご覧になってください。

PUCK

「PUCK」は、涼風真世さんのために書き下ろした作品で、演じた役柄も妖精と言う、まさに『ザ・涼風真世』と言う作品でした。

その後、月組で再演されていますが、やはり涼風真世さんでなければ物足りない感じがするのは私だけでしょうか。

できればもう再演はしないで欲しいですね(笑)

グランドホテル

涼風真世さんの代表作として忘れてはならないのか退団公演となった「グランドホテル」です。

彼女が演じたオットーという役は、余命宣告を受けた死にゆく直前の男という役どころ。それでも憧れのグランドホテルに滞在し、いろいろな人と出会うことで、生き生きとした表情になっていくのがとても素敵でした。

こちらは著作権の問題で、テレビではなかなか放送されないと思いますので、ぜひ映画の「グランドホテル」をご覧になり雰囲気を味わってみてください。

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まとめ

宝塚を退団してからは、不倫&離婚だったり、「昔妖精、今妖怪」と自虐ネタを披露したりと、ファンとしても思わず頭を抱えることが多くて、ちょっと気持ちが離れた時期もありました。

でも、現役時代の舞台を観ると気持ちは涼風真夜さんに夢中だった頃に戻ります。

とにかく生活感がなく、霞を食べて生きているのでは?と思わせる彼女ですが、大地真央さんが月組のトップスターだった頃、大地さんの指示でお好み焼きを焼いている姿を見たことがあります(笑)涼風真世さんと同期の黒木瞳さんも一緒に焼いていて、「お好み焼きと妖精」の図が今でも鮮明に記憶に残っています。

下級生の頃の彼女は、とても賢く、上級生の間を立ち回っていた印象です。甘い妖精だっただけでなく、きっと頭の良い人なんだろうなと思います。

こんな風にいろんな面を持っている涼風真世さん。これからも素敵な舞台をたくさん魅せて欲しいですね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

宝塚歌劇団
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