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宝塚ファンクラブの入り方は?会員のメリットとデメリットが知りたい!

宝塚ファンクラブ 宝塚歌劇団

研究科3年以上(入団して3年目)の生徒にはファンクラブが存在します。

ファンの間ではファンクラブとは呼ばず「会」と呼ばれており、その「会」に入ることでもっと間近でタカラジェンヌの応援ができます。

ファンにとっては魅力的な「会」ですが、実は内部には様々なルールの存在も…。

今回はそんな宝塚のファンクラブについて詳しくお伝えしたいと思います。

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ファンクラブの入会方法は?

申込書

ファンクラブに入るためにはいくつかの方法があります。
その方法についてご紹介します。

①スターに手紙を書く

スタッフさんがあなたの手紙を読んで、「会」の幹部さんに報告をし入会書が送られてくるパターンと、手紙の中にファンクラブに入りたい旨を書いておき、返信用の封筒を同封しておくパターンがあります。

ファンレターの書き方についてはこちらに記事がありますので、ご興味のある方はぜひお読みくださいね↓

②劇場で「会」のスタッフから申し込み用紙を受け取る

公演中は「会」のスタッフが会員の方にチケットを渡すため、毎日劇場に来ています。そのスタッフに声をかけてファンクラブに入りたい旨を伝えると申し込み用紙を渡してくれます。

③既に入会している知人や友人に取り次いでもらう

もしあなたの知人や友人が既にファンクラブに入会している場合は、その方にお願いして入会しましょう。

ファンクラブとしては1人でも多くの会員を集めたいので、「ファンクラブに入りたい」と伝えると大歓迎してくれると思います。

でもたまたま忙しい時に声をかけてしまうと無愛想にあしらわれることがあるかもしれませんが、それはその時だけのことなので、気にせず入会申込書を手に入れてくださいね。

「会」には登録会と非登録会がある

ファンクラブの中でもトップスター応援するトップスター会と言うものがあります。トップスターさん以外のタカラジェンヌさんのファンクラブを作る際は、このトップスター会から認められる必要があるようです。

この辺の情報は定かではありませんが、何やらファンクラブの間でも上下関係があるみたいですね。

どのようなタカラジェンヌさんの会であれば認められるかは、はっきりとは分かりませんが、目安として新人公演で3番手以内の役についていること、研究科10年を超えていて、さらにトップスターさんのお気に入りのタカラジェンヌなどが認められているようです。

うーん、なんだか複雑ですよね。

これが登録会というものです。

続いて非登録会は、娘役や下級生を応援する会の事で、そのタカラジェンヌさんの成長を見守りつつ、金銭的なサポートをする会です。

要するにトップスター会からは認められていないけど、勝手に応援する分にはかまわないよ!という感じなのでしょうか。

ちょっと怖いですね(汗)

宝塚友の会は宝塚歌劇団全体を応援する会

宝塚歌劇団式のファンクラブとして「宝塚友の会」があります。

こちらは宝塚歌劇団の公式ホームページから入会することができ、特に誰のファンクラブと言うものではなく、宝塚歌劇団全体を応援する会となっています。

現在は指定のクレジットカードを作り、そこから年会費が引き落とされる仕組みになっているようなので、クレジットカードを作る予定のある方はついでに会員になってみるのもいいですよね。

特定に推しているタカラジェンヌさんがいない場合意外にも、複数のタカラジェンヌさんを応援したい時などはこちらに入会した方が良いと思いますよ。

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ファンクラブのメリットとデメリット

メリットとデメリット

推しのタカラジェンヌさんをより近くで応援できるファンクラブですが、入会するメリットとデメリットがありますので、それらを良く理解した上で入会した方が良いでしょう。

ここではそんな数々のメリットとデメリットについてお伝えします。

ファンクラブに入会するメリットとは?

憧れのタカラジェンヌさんの方より近くに感じることができるのが最大のメリットですが、その他にも様々なメリットがあります。

・チケットを取り次いでもらえる
・楽屋の入り待ち・出待ちができる
・お茶会に参加できる
・総見に参加できる
・年賀状、暑中見舞い、お礼状、バースデーカードがもらえる
・オリジナルグッズの購入ができる

1つずつ説明します。

チケットの取り次ぎ

「会」に所属する1番のメリットはチケットの取り次ぎがしてもらえることではないでしょうか。

初日、千秋楽のチケットはもちろん、入手困難なチケットも手に入れることができます。これは個人ではなかなか難しいことなので嬉しいですよね。

また大量に購入することも可能で、一公演に何回も観に行きたいと言う方には大きなメリットでしょう。

ただし、すべてのチケットが良い席だとは限りません。席の良し悪しは「会」への貢献度によって決められることが多いようですので、ご注意ください。

楽屋の入り待ち・出待ち

楽屋の入り出待ちをすることを「ガード」といいますか、これはファンクラブに入っている人の特権です。

この「ガード」のときには、タカラジェンヌさんに直接お手紙を渡すことができます。憧れのタカラジェンヌさんと目を合せながら手紙が渡せるなんて素敵ですよね。

お茶会の参加

お茶会に参加できるのも大きなメリットです。お茶会では公演の裏話が聞けたり、一緒にゲームを楽しんだり、撮影会があったりと楽しい企画が盛りだくさん!

推しのタカラジェンヌさんと過ごす特別な時間が持てるわけです。

私はお茶会には参加した事はありませんが、もしかしたら会員さん同士の交流なども楽しいのではないでしょうか。

私はお茶会には参加した事はありませんが、もしかしたら会員さん同士の交流なども楽しいのではないでしょうか。

総見への参加

宝塚の舞台でも相撲のように総見と言うものがあります。
総見とは「会」に入っているすべての会員が、全員揃って舞台を観劇することです。

宝塚大劇場のある1部の席を全て買い取り、会員全員で埋め尽くすため、推しのタカラジェンヌさんに喜んでもらえますよね。

もちろんその他にもメリットはたくさんあります。

他では買えないオリジナルグッズの購入

それぞれの「会」ではオリジナルのグッズを販売しているようです。このグッズは当然会員のみが購入することができるので、一般のファンの方たちとは一線を画すことができますよね。

持っているだけで「あー〇〇さんのファンなんだ」と思ってもらえることができ、推しのファンクラブの会員であることを周りにアピールすることができます。自己満足の世界ですけどね(笑)

年賀状、暑中見舞い等がもらえる

年賀状、暑中見舞い、バースデーカード、お礼状などはファンにとって本当に特別なものです。カードには必ずタカラジェンヌさんの写真が載せられており、これは会員だけが見ることができるものなので、もらえるととっても嬉しいはず。

私もこれはもらったことがありますが、郵便局の配達員さんにさえ「ちょい!ちゃんと見てから配達してね」なんて思ったりしてしてしまいます。

カード類をいただくとさらに、これからも応援していくぞ!と言う気持ちになるから不思議なんですよね。

以上、会員になると受けられるメリットについてのお話でした。

ファンクラブに入るデメリットとは?

これはもうただ一言「お金」です。

チケット代、グッズ代、お茶会代、お花代(サポート代)、服代、遠征費…。とにかくお金がかかります。

出費がかさむ上に、「会」の活動に参加しようと思うと、日程によっては仕事を休む方もいらっしゃいます。

私は暁千星さんの総見に被ったことがあるのですが、その時、後ろの席に座っていた会員さんがこんなふうにボヤいていました。

会員A「来月遠征だし、チケット代と新幹線代とホテル代どうしよう」
会員B「私も仕事休まないと…。でもアリの事は応援したいんだよね」

と、なんとも複雑な胸の内を語り合っていらっしゃいました。

愛する推しのタカラジェンヌさんへの想いは募りますが、応援するには多額のお金と膨大な時間を貢がないといけないようです。

ファンクラブには数々のルールがある!

ファンクラブには様々なルールが存在します。入会するからにはそのルールをしっかりと理解し、タカラジェンヌさんや他の会員さんに迷惑がかからないようにしましょう。

そのルールとは、それぞれの「会」で異なりますが、大体同じようなものが掲げられていますので、ここでは一般的なものをご紹介しますね。

①ファンクラブの掛け持ちはNG
②ファンクラブからの情報はSNSで公開しない
③食べ物の差し入れはNG
④スターの真似はNG

ファンクラブは一つしか入会できません。複数のタカラジェンヌさんを応援したい場合は宝塚友の会に入会してください。

④の「スタッフの真似はNG」とありますが、これはたまに宝塚のファンの中に、まるでタカラジェンヌかのような服装で観劇に来られる方がいらっしゃいます。

はっきりってめちゃめちゃややこしい!

ただこれだけの理由だと思います…知らんけど。
こっそりと同じブランドのバッグを持ったり、コートを来たりするのは宝塚の村以外でしましょうね。

ファンクラブ内には「大人会」がある!

実はファンクラブの中には「大人会」と言うものが存在します。

なんとも魅力的なネーミングなんですが、これに参加できるのは昔からのファン、タニマチ的なファン、たくさんのお金を貢いでこられた方などがその貢献度を讃えられて参加権を得ることができます。

当然、この「大人会」ではお茶会よりももっと濃密にタカラジェンヌさんとお話しすることができます。

ただし、招待とは言え高額な会費が請求されますのであしからず。

ファンクラブの幹部になるにはどうしたらいい?

入り待ちや出待ちをしていると、タカラジェンヌさんの1番近くで荷物を持ち、タカラジャンヌでもないのに楽屋の中まで入っていく方がいらっしゃいますよね?
ご存知でしょうか。

こういったタカラジェンヌさんのすぐそばでお世話をしている方のことを「幹部」と呼びます。

誰もが憧れるポジションですが、この「幹部」になるためにはどうしたら良いかと言うと、それは誰よりも早くタカラジェンヌさんのファンであると名乗りを上げることです。

誰よりも早く?どうしたらいいの!となりますよね?

そのためには音楽学校時代から青田買いをしておく必要があります。文化祭やすみれ売りに足しげく通い、推しを見つけるのです。

「この人!」と思えるタカラジェンヌさんと出会えたら、すぐにコンタクトを取り、ファン第一号の名乗りをあげましょう。

目でたくファン第一号になれたら、ファンクラブ、またはサポート会のようなものを立ち上げる旨をタカラジェンヌさんに伝え、了承してもらえればあなたも今日から「幹部」さんです。

この辺の情報は定かではありませんが、でも大体こんな感じなんだと思いますよ。

がんばってみようと思う方はぜひ文化祭やすみれ売りに行ってみてくださいね。

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まとめ

宝塚歌劇団のファンクラブと言うのは、ただ入会すればいいと言うものではありません。

推しのタカラジェンヌさんを応援するためには、様々な集まりごとに顔を出して、お金も出して、貢献度を上げる必要があります。

お金と暇がないとなかなか難しいです。側から見ると、まるで働いたお給料を全額注ぎ込むような感じに見えるので、家族や友人からは心配されるかも。

でもその分、密にタカラジェンヌさんを応援することができるので、入会する人も後を絶たないのでしょうね。

もし、あなたがファンクラブに入会しようと考えているのであれば、お金は続くのか?時間は工面できるのか?と言うことをよく考えてから入会しましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

宝塚歌劇団
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