これまで相手役として8作品の公演を共にしてきた舞空瞳さんが退団発表をしました。気になるのは、礼真琴さんの退団時期ではないでしょうか。
2024年は、宝塚歌劇団110周年に当たる年。宝塚パワハラ・いじめ問題によって、さまざまなイベントや公演が中止になり、ファンにとってはこれ以上嫌なニュースは見たくないため、2024年中の退団はないとの見通しを立てている方が多く見られます。
この記事では、礼真琴さんの退団時期やトップを退いた後の動向について紹介します。
礼真琴の退団時期は？
トップ就任7作目である「RRR」の東京宝塚劇場での公演が全て終了しました。礼真琴さんの次回作は、東急シアターオーブでの「BIG FISH（ビッグフィッシュ）」（5/30〜6/16）の上演が迫っています。さらに、舞空瞳さんの退団公演となる宝塚大劇場・東京宝塚劇場の「記憶にございません！」「Tiara Azul-Destino-（ティアラアスール ディスティーノ）」（トップ就任8作目）が決定されており、とりあえず2024年内は退団発表はないと考えても良いでしょう。
となると、問題は2025年です。トップ就任9作目と10作目を迎える年ですが、年内に発表がないとすると最短で10作目で退団となるはずです。
昭和だともっと長期政権のトップさんがいましたよね。
礼真琴は過去に退団の申し出をしていた？
ファンの方ならご存知のように、礼真琴さんは2023年8月下旬より約2ヶ月間休養しています。「宝塚歌劇団も働き方改革か？」などと囁かれていました。しかし、なんのことはないその直後には宙組劇団員の痛ましい事件により、パワハラ・いじめ、労基違反などの問題が浮上し、宝塚歌劇団の名前が地に落ちたわけです。
礼真琴さんの長期休養には、「退団時期を延期するため」「精神的・肉体的な疲労のため」などさまざまな憶測がなされましたが、理由は今も定かではありません。
当時は、2番手だった瀬央ゆりあさんの専科移動や暁千星さんの組み替えなどがあり、退団どころでなかったのは確か。組を安定させるためにも、礼真琴さんの退団は認められなかったのでしょうね。
トップスターの大変さはトップスターにしかわからない
トップスターは、4,000名が在籍している宝塚歌劇団内に5名しか存在しません。今や、日本国内だけでなく、世界中にファンがいる最大手歌劇団としてトップスターの肩にかかる責任は想像を絶します。退団を決めても、継続を決めてもどの芸能人よりも大変なのではと思ってしまいます。
トップスターに就任するのは、平均で研究科10年生といわれています。つまり、30歳前後でトップスターとなるわけです。自分が30歳前後だった頃を考えると、とても勤まらないと感じている方も多いのではないでしょうか。
今更ながら、宝塚歌劇団のトップスターの皆さん、尊敬します。
礼真琴さんが専科に移動する可能性は？
礼真琴さんが、宝塚歌劇団を退団せずに、専科に移動する可能性はどのくらい残されているのでしょうか。退団をしても、芸能界で礼真琴さんの活躍を拝見する機会はありますが、男役姿が見られなくなると考えた方が無難です。
そのため、宝塚歌劇団の礼真琴さんが好きなファンにとっては、専科移動を希望する方も多いはず。過去にトップスターから専科に移動した方はいらっしゃるので、可能性はゼロではありません。
礼真琴さんの退団公演は超大作が予定される？
超大作が予定されているも何も、退団発表も未定なので、なんとも言えないのが現状です。しかし、ファンの間では、既に希望作品があるようなので紹介します。
エリザベート
トートではなく、エリザベート役をご所望されるファンが多いようです。となると、暁トートとなるわけですが、暁千星さんは新人公演でトートを演じていますので、頼れる相手役となりうるのではないでしょうか。
風と共に去りぬ
こちらもレッドバトラーではなく、スカーレット役。もし、「風と共に去りぬ」でサヨナラだったら、暁バトラー確定で、「またヒゲかよ」となってしまいそうです。
ミスサイゴン
当然、キム役。やっぱり思いっきり歌っている礼真琴さんに期待が寄せられているんでしょうね。
ボディガード
主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を聴きたい！つまり、ホイットニーヒューストンですね。皆さん、娘役が最後でいいんですね？
礼真琴の退団時期は？のまとめ
トップスターの平均就任期間が5作なので、次回作で8作目を迎える礼真琴さんは、間違いなく長期政権のトップスターです。平均退団時期を考えると、退団時期として一番可能性が高いのは、2025年2作目でしょうか。しかし、こればかりは分かりません。
暁千星さんもすっかり準トップスターの地位を確立していますし、暁千星ファンとしては、「そろそろ交代してくれないと、短期政権になっちゃう！」と思ってしまうわけです。
来年早々、退団発表があるかどうかヤキモキしますが、見守っていきましょう。
