花組での『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』再演が発表されて以来、ファンの間では大きな期待が高まっています。
宝塚歌劇としては8年ぶり、そして初演から30周年という節目の年。
待望の再演を喜ぶ声が広がる一方で、発表当初から気になっている人が多いのが、「永久輝せあさんは『エリザベート』で退団するの?」という点ではないでしょうか。
永久輝せあさんと星空美咲さんにとって、『エリザベート』はトップコンビとして大劇場4作目。さらに30周年という特別なタイミングでの大作上演となれば、「もしかして……」と考えてしまうのも宝塚ファンならではですよね。
ただし、2026年8月9日現在、永久輝せあさんや星空美咲さんの退団は発表されていません。
さらに、当初は予想段階だった主要キャストも正式発表され、フランツ・ヨーゼフは聖乃あすかさん、ルイジ・ルキーニは極美慎さん、ルドルフは侑輝大弥さんと希波らいとさんの役替わりに決定しました。
そこでこの記事では、最新情報を踏まえながら、
・永久輝せあさんの退団は本当にありそうなのか
・大劇場4作目が話題になる理由
・星空美咲さんの今後はどうなるのか
・正式配役から見える現在の花組
・30周年『エリザベート』の見どころ
について考えていきます。
『エリザベート』の再演が楽しみな反面、永久輝せあさんの今後が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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永久輝せあの退団はある?4作目が話題になる理由
花組での『エリザベート』再演が発表されたとき、「4作目」という数字が気になったファンは少なくなかったと思います。
今回の『エリザベート』は、永久輝せあさんと星空美咲さんにとってトップコンビとして大劇場4作目。
もちろん、宝塚に「4作目=退団」という決まりがあるわけではありません。
それでもファンが敏感になってしまうのは、トップスターの任期や過去の退団公演を数多く見てきたからこそでしょう。
「4作目=何かある?」と感じてしまう理由
トップスターが何作務めるのかは人によって大きく異なり、明確な決まりはありません。
ただ、4作目あたりまで来ると「まだ中盤なのか、それともそろそろ後半に入るのか」と、任期を意識し始める人が増えるタイミングではあります。
そこへ今回は『エリザベート』という宝塚を代表する大作が重なりました。
しかも2026年は宝塚初演から30周年。
大作・記念公演・トップコンビ4作目という条件が揃ったことで、「集大成になるのでは?」という連想につながっているのでしょう。
30周年の『エリザベート』だからこそ不安になる
『エリザベート』は、宝塚ファンにとって特別な作品です。
トートやエリザベートはもちろん、フランツ、ルキーニ、ルドルフまでスター性の高い役が揃い、組全体の充実が求められます。
さらに今回は1996年の日本初演から30周年。
この特別な年にトートを演じることは、永久輝せあさんのキャリアにおいても非常に大きな出来事になるでしょう。
そう考えると、「華やかな節目だからこそ退団公演なのでは」と考える人が出てくるのも理解できます。
しかし逆に考えれば、劇団が30周年の『エリザベート』を現在の花組に託したということでもあります。
記念公演だからといって、そのまま退団に結びつくわけではありません。
現時点では退団発表なし
ここは一番大切なところですが、2026年8月9日現在、永久輝せあさんの退団は正式発表されていません。
『エリザベート』が退団公演になるという情報もありません。
そのため、現段階で「エリザベート=退団」と断定することはできません。
4作目や30周年という条件は確かに気になりますが、あくまでファンが今後を予想する材料のひとつとして見ておいたほうがよさそうです。
『エリザベート』が退団公演になる可能性は?
それでも気になるのが、「もし退団するとしたら本当にこの公演なの?」ということですよね。
トップスターの退団時期については、作品の規模だけで判断することはできません。
大作が退団公演になることもあれば、その後もトップスターとして複数作品を務めるケースもあります。
そのため、今回の『エリザベート』についても、演目だけを理由に退団を予想するのは難しいでしょう。
むしろ今後注目したいのは、『エリザベート』後の花組の公演ラインアップや別箱公演、人事に関する公式発表です。
次回作が発表されれば、永久輝せあさんの今後についても少しずつ見えてくる可能性があります。
それまでは「退団かもしれない」と心配しすぎるよりも、30周年という特別な『エリザベート』を楽しみに待ちたいところですね。
星空美咲の退団・スライドの可能性は?
永久輝せあさんと同じように、今後が注目されているのがトップ娘役・星空美咲さんです。
『エリザベート』再演が発表された当初から、「シシィで退団するのでは?」「この先はどうなる?」といった声が聞かれました。
エリザベートは「娘役の集大成」と見られやすい役
エリザベート(シシィ)は、歌唱力・芝居・存在感のすべてを求められる大役です。
少女時代から晩年までを演じるため、かわいらしさだけでなく、皇后としての気品や孤独、強さまで表現しなければなりません。
トップ娘役にとって大きな到達点となる役だからこそ、「シシィ=集大成」というイメージを持つファンも多いのでしょう。
今回、星空美咲さんが30周年の節目でシシィを演じることにも大きな意味を感じます。
一方で「まだ観たい」という思いも
星空美咲さんは2019年に初舞台を踏み、歌唱力や芝居で早くから注目されてきた娘役です。
永久輝せあさんとのトップコンビも、作品を重ねるごとに魅力が増してきました。
特に二人の歌唱力を生かせる『エリザベート』は、ひとみさコンビの魅力を存分に味わえる作品になりそうです。
だからこそ、「シシィを集大成にしてほしくない」「この先の二人も観たい」と願っているファンも多いのではないでしょうか。
現時点では星空美咲さんについても退団や組替えの発表はありません。
まずは正式に決まっているシシィ役をどのように演じるのかに注目したいですね。
花組『エリザベート』主要キャストが正式決定
公演発表当初はさまざまな配役予想が飛び交っていましたが、現在は主要キャストが正式に発表されています。
トート:永久輝せあ
エリザベート:星空美咲
フランツ・ヨーゼフ:聖乃あすか
ルイジ・ルキーニ:極美慎
ルドルフ:侑輝大弥/希波らいと(役替わり)
発表前に予想されていた名前が並んだ一方で、それぞれがどんな役作りを見せるのか、ますます楽しみになってきました。
トート:永久輝せあ
黄泉の帝王トートを演じるのは、花組トップスター・永久輝せあさん。
以前からファンの間でも期待されていた役だけに、正式発表を喜んだ方も多かったのではないでしょうか。
端正なビジュアルに加え、陰影のある芝居や落ち着いた色気を持つ永久輝さん。
圧倒的な力でシシィを支配するトートになるのか、それとも彼女への執着や切なさを強く感じさせるトートになるのか。
永久輝せあさんならではの「死」がどんな存在として描かれるのか、今回最大の見どころのひとつです。
エリザベート:星空美咲
エリザベート(シシィ)はトップ娘役・星空美咲さん。
星空さんの大きな武器である歌唱力を存分に生かせる役であり、『私だけに』をはじめとした名曲をどう歌い上げるのか期待が高まります。
少女シシィの自由奔放さから、皇后となってからの孤独や強さまで、人生そのものを演じる難役。
永久輝せあさんとの歌唱力の高いトップコンビが、30周年の『エリザベート』でどのような世界を作るのか楽しみですね。
フランツ・ヨーゼフ:聖乃あすか
フランツ・ヨーゼフ役には聖乃あすかさんが決定しました。
品のある佇まいや正統派男役らしい美しさは、オーストリア皇帝フランツにぴったり。
母ゾフィーと妻エリザベートの間で揺れながらも、一人の女性を愛し続けるフランツは、意外と感情の幅が大きい役でもあります。
聖乃さんの持つ端正さが、年齢を重ねていくフランツの苦悩へどう変化していくのか注目です。
ルイジ・ルキーニ:極美慎
そしてルイジ・ルキーニを演じるのは極美慎さん。
配役発表前から名前が挙がっていたものの、正式に決まったことで期待はさらに高まりました。
ルキーニは物語の語り部でありながら、エリザベートを暗殺した人物でもあります。
皮肉、狂気、軽妙さ、そして観客を巻き込む力まで必要な難役です。
華やかで上品なイメージの強い極美さんが、そこをあえて崩してどこまでクセの強いルキーニを作ってくるのか。
公開されたビジュアルのヒゲ姿もこれまでとはかなり印象が違い、個人的にも非常に楽しみな配役です。
ルドルフ:侑輝大弥/希波らいと
ルドルフ役は侑輝大弥さんと希波らいとさんによる役替わりとなりました。
若手スターの登竜門ともいえるルドルフを、タイプの異なる二人が演じるのは今回の大きな楽しみです。
同じ衣装、同じ楽曲、同じトートとの芝居でも、演じる人によってルドルフの印象は大きく変わります。
繊細で追い詰められていく皇太子になるのか、父への反発や革命への情熱を強く出すルドルフになるのか。
二人を見比べてみたくなりますね。
侑輝大弥と希波らいとのルドルフ役替わりにも注目
ルドルフの役替わりは正式に発表されており、宝塚大劇場・東京宝塚劇場ともに二人が期間を分けて出演します。
ルドルフは出演時間だけを見ると決して長い役ではありません。
しかし、『闇が広がる』をはじめトートと対峙する重要な場面があり、若手男役にとって非常においしい役でもあります。
だからこそ、侑輝大弥さんと希波らいとさんがそれぞれどんなルドルフを作るのかは、この公演の大きな見どころです。
どちらか一方を観るだけではなく、可能であれば両方観て違いを楽しみたいところ。
チケットを申し込む際は、自分が観たいルドルフの出演日を事前に確認しておきましょう。
フランツとルキーニの配役から見える現在の花組
配役発表前には、聖乃あすかさんと極美慎さんがフランツとルキーニのどちらを演じるのか、ファンの間でもさまざまな予想がありました。
正式発表では、聖乃あすかさんがフランツ、極美慎さんがルキーニ。
タイプの異なる100期の二人を、それぞれの個性が生きる役に配置した印象があります。
正統派の美しさや品格を持つ聖乃さんには皇帝フランツ。
華やかなスター性に加え、これまでとは違う一面を期待したくなる極美さんにはルキーニ。
そしてルドルフには侑輝大弥さんと希波らいとさん。
こうして並べてみると、今回の『エリザベート』はトップコンビだけでなく、現在の花組のスターたちを幅広く見せる配役になっていることが分かります。
『エリザベート』は再演作品でありながら、その時代の組の勢力図やスターの個性がはっきり表れる作品でもあります。
2026年の花組版がどんな『エリザベート』になるのか、配役を見ているだけでもワクワクしますね。
30周年公演ならではの前夜祭も開催決定
今回の『エリザベート』は、ただの再演ではありません。
1996年の宝塚初演から30周年、そして宝塚歌劇では8年ぶりとなる再演です。
公演名も「三井住友VISAカード ミュージカル『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』」と正式発表されました。
さらに、30周年を記念した前夜祭の開催も決定しています。
2026年9月17日に『エリザベート』前夜祭
前夜祭は2026年9月17日、宝塚大劇場で開催予定です。
永久輝せあさんをはじめとする花組出演者に加え、宝塚を卒業した歴代出演者も特別ゲストとして出演する予定となっています。
記事を書いた当初は「30周年なので前夜祭のようなイベントがあるかも?」と期待していましたが、本当に開催が決まりました。
30年間受け継がれてきた『エリザベート』の歴史と、2026年花組版がつながる一夜になりそうですね。
演出がどう進化するかも楽しみ
今回も潤色・演出を担当するのは、宝塚初演から作品を手掛けてきた小池修一郎氏です。
作品の核となる世界観を大切にしながら、2026年版としてどんな変化が加えられるのかも気になります。
『エリザベート』は再演のたびに、出演者の個性だけでなく演出や人物の見え方にも違いが出る作品です。
30周年の節目に永久輝せあさんを中心とする現在の花組が挑むことで、また新しい『エリザベート』が誕生するのではないでしょうか。
チケット難は覚悟したほうがよさそう
今回の花組『エリザベート』は、かなりのチケット難が予想されます。
30周年、8年ぶりの宝塚再演、永久輝せあさんのトート、星空美咲さんのシシィ、極美慎さんのルキーニ、さらにルドルフ役替わりと、話題になる要素が本当に多い公演です。
宝塚大劇場公演は2026年10月17日から11月22日まで、東京宝塚劇場公演は2026年12月19日から2027年2月7日まで上演されます。
宝塚大劇場の一般前売は2026年9月26日、東京宝塚劇場は11月15日の予定です。
宝塚友の会だけでなく、各種先行販売や貸切公演など、利用できるルートは早めにチェックしておきたいですね。
まとめ
2026年花組『エリザベート』は、宝塚初演30周年という大きな節目で上演される特別な公演です。
さらに永久輝せあさんと星空美咲さんにとってはトップコンビとして大劇場4作目となるため、「この公演で退団するのでは?」と心配になるファンがいるのも無理はありません。
しかし、2026年8月9日現在、二人の退団は発表されていません。
一方で、公演に向けた情報はどんどん具体的になってきました。
トートは永久輝せあさん、シシィは星空美咲さん、フランツは聖乃あすかさん、ルキーニは極美慎さん。そしてルドルフは侑輝大弥さんと希波らいとさんの役替わりです。
さらに30周年を記念した前夜祭も開催されるなど、いよいよ公演に向けた盛り上がりが本格化してきました。
退団のことを考えると少し不安にはなりますが、まだ発表されていない未来を心配しすぎるのはもったいないですよね。
まずは30周年という特別な年に、永久輝せあさんのトートと星空美咲さんのシシィ、そして今の花組メンバーで作られる『エリザベート』を楽しみに待ちたいと思います!


