2022年1月、月組トップスターとして就任された月城かなとさんはそのイケメンっぷりから宝塚でも人気の高いスターさんです。
新人公演やバウホール、東上などでも数々の作品で主演を務められており、まさにトップスターへの路線を突っ走ってこられました。
今回はそんな月城かなとさんと仲の良いタカラジェンヌは誰なのか?仲良しエピソードや月城塚田さんの性格についてもお伝えします。
月城かなとさんと仲良しなのは誰?
月城かなとさんは、95期生として宝塚歌劇団に入団されました。
この95期生と言うのは特に仲が良いことで有名で、ファンの間でも
「95期生はみんな仲良し」
「95期だけでトップスターを揃えてほしい」
といった声も多く聞かれます。
宝塚歌劇団側も95期でトップを揃えてたがっていると言う噂もあるくらいです。
やはり仲が良いと言う事は、ライバル心むき出しの間柄よりも見ていてほっこりするし、宝塚ファンのウケが良いのでしょうね。
その中でも月城かなとさんが特に仲良くしている人は柚香光さんだと言う話をよく聞きます。
月城かなとさんが「宝塚に入っていなかったられい(柚香光)のファンになっていた」と言っていたことや、柚香光さんが月城かなとさんのことを姉のように慕っていたエピソードが残っているなど2人の親密性が伺えます。
95期生の主なスターたち
95期生は特にスター性のある生徒が揃っているとても優秀な期です。
2022年2月現在、現役で活躍している95期生を紹介いたします。
柚香光(花組トップスター)
月城かなと(月組トップスター)
礼真琴(星組トップスター)
朝美絢(雪組2番手)
水美舞斗(花組2番手)
瀬央ゆりあ(星組)
桜木みなと(空組)
愛希れいか(元月組トップ娘役)
妃海風(元星組トップ娘役)
実咲凛音(元宙組トップ娘役)
これだけを見ても優秀な生徒がたくさん揃っていることがよくわかりますよね。
月城かなとはどんな性格?
タカラヅカスカイステージで放送されている公演初日前のトーク番組を見ていると、月城かなとさんの人柄が非常によくわかります。
画面上から伝わってくる彼女の人柄と言うのは、おそらく人のことをよく観察している人なのだろうと言うことです。
そのため発言も自分のことメインでくっちゃべる「私が、私が」と言うタイプでは決してなく、一緒にトークしている相手のことを褒める、評価する人のように感じられました。
歴代の月組トップスターさんを見ていても、珠城りょうさんなんかはそんなタイプだったのではないかなと思います。
そういう方がトップに入ると、自然と組の雰囲気も良くなると思うのですが、皆さんはどう思われますか?
公演後の挨拶で見る月城かなとさんの人柄
公演初日や千秋楽に舞台を観に行くとアンコールの挨拶がありますよね。
その時の月城かなとさんを見ていると、あまり緊張しているような様子ではなく、むしろリラックスして平常心で話されているように思います。
舞台上でのファンへのご挨拶ですので、改まった言葉を選びつつ話しているのは確かなのですが、ガチガチに緊張せず、自然体でファンに語りかけているのが好印象でした。
たまにいますよね、そんな緊張する?(笑)と言うトップスターさん。
改まった言葉で話そうとするあまり、話の着地点がめちゃめちゃになっていたり、何が言いたいのか分からなくなってしまったりするのは組子としても、ムズムズして心もとなくなってしまうことでしょう。
そんな点から見ても、月城かなとさんのトップスターぶりは合格なのではないでしょうか。
美貌と性格の良さが大きな武器
月城かなとさんの武器はなんといってもその美貌。正統派2枚目男役の看板を一手に引き受けているようなルックスにあります。
合格倍率の高い宝塚音楽学校にも、3カ月間だけと言う短い受験勉強のみで合格したのも、美しい宝塚の舞台を飾るに余りあるその美貌が決め手となったのではないでしょうか。
阪急電車内や大阪の街中に貼られている公演のポスターを見ても、「あれ、誰?」と言わせてしまうほど魅力的です。
綺麗であってもトップとしての実力がなければダメなんじゃないの?なんて厳しいお声も聞かれますが、美しいと言う事はそれだけで歌唱力、ダンス力もカバーしてしまうんですよね。
めっちゃ芝居やダンスの上手いブスと、舞台人としての実力はそこそこでめっちゃ綺麗な人だったら、私なら絶対に後者を選びます。
私がまだ宝塚音楽学校の受験生だった頃、バレエの先生から言われた衝撃的な言葉がありました。それは「美人である事は足がめちゃめちゃ上がることと同じなのよ」と言うことです。
え?それって自分の努力だけじゃどうしようもないじゃん?ってなりましたが、舞台の世界とはそういうものなんでしょうね。
お茶会に行けば素顔の月城かなとさんに会える!
素顔の月城かなとさんに会える方法としては、ファンクラブに入り、お茶会に参加することです。
ファンクラブへの入会方法はこちらで紹介しています!ぜひ、読んで参考にしてくださいね↓
お茶会では憧れの月城かなとさんのトークが直に聞けたり、一緒にゲームをしたりすることができるようですよ。
残念ながら私はお茶会と言うものに参加したことがないのですが、なんとも魅力的な響きですよね…お茶会。
きっと月城かなとさんのお茶会だったら、大満足が期待できのるのではないでしょうか。
コロナが落ち着いたら参加してみてはいかがですか?
正統派イケメントップとしての評価はいかに?
ここまで月城かなとさんについて褒めちぎってきた私ですが、ネット上ではいろいろな評価が飛び交っています。
・線が弱い
・ダンスが弱い
・押しが弱い
こんな言葉が見受けられます。
確かに珠城りょうさんの後任としては、線の細さが目立つような気もしますが、元来宝塚のトップスターと言うものは華奢で線の細い人たちが多かったですよね。
それが最近、大柄のがっちりとした男らしい男役が出現してきたことで、ちょっと身体が細いと「線が弱い」と言われてしまうのではないでしょうか。
ただ、女性の身体でがっちりした男役になるには、かなり注意が必要です。
と言うのも、身体が大きいとお尻も大きくなりがちで、男役で大切なズボンの線を綺麗に見せられなくなる恐れがあります。
かつて「ベルばら」の演出で、長谷川和夫先生が、「男役は腰の細さが大切だ」と言われていました。確かにお尻が大きく丸いと女性らしさが出てしまい、男役としての魅力が表現できません。
その点でも私個人としても男役は、やっぱり細い方の方が良いのではないかなぁと思うんですよね。上半身のガッチリ加減は衣装で調節できますもんね。
まぁ、こればっかりは好みですから、私とは真逆の意見をお持ちの方も多いと思います。皆さんはどう思われますか?
新生月組はこれからどうなる?
月組は、昔から人事について大どんでん返しが繰り返されてきた組ですが、今回に限っては順当に月城かなとさんがトップに就任されました。
その少し前に月城かなとさんと朝美絢さんのトレードなどがありましたが、これも結果オーライと言うことで納まったのではないでしょうか。
ただ、暁千星さんが星組に異動になったのはちょっと驚きでした。
暁千星さんの組替えについてはこちらの記事をお読みください↓
暁千星さんは月城かなとさんと相性が良かったようで、トーク番組などでも2人でわちゃわちゃと話している雰囲気がとても良かっただけに少し寂しいですよね。
これからは2番手の鳳月杏さんと風間柚乃さんとがっちりとタッグを組み、素晴らしい舞台を作り上げてほしいものです。
月城かなとさんにはどんな役が合う?
ここからの話は、まったくの私の個人的な要望ですので、ご了承の上お読みください。
私としては月城かなと山には正統派2枚目で超かっこいい役柄を演じてもらうよりも、三の路線もぜひ演じてもらいたいです。
また、はかなげな役も良いのではないかなーと思っています。
昔月組でトップをされていた涼風真世さんが「グランドホテル」で見せたよなか弱い、今にも死にそうでありながら夢と希望に溢れた作品がぜひ観てみたいものです。
月城かなとさんプロフィール
12月31日生まれ
神奈川県横浜市出身
田園調布学園高等学校出身
身長172センチ
愛称:れいこ
2007年宝塚音楽学校入学
2009年宝塚歌劇団に95期生として入団後、雪組に配属
2017年2月20日付で月組へ組替え
2021年月組トップスタートして博多座にて「川霧の橋/Dream Chaser」でトップお披露目
月城かなとさんの観ておきたい代表作は?
月城かなとさんと言うとなんと言っても「るろうに剣心」の四乃森蒼紫でしょう。この役でその美貌が有名になり人気が急上昇しました。
バウ初主演作の「銀ニ貫」では、少し気の弱い男役を演じている月城かなとさんが見観られます。
新コンビお披露目公演となった「川霧の橋」では、責任感のある男らしい役柄も見事に演じていらっしゃいました。
どれもスカイステージや宝塚オンデマンドで見る機会がある作品です。またDVDが発売になっているものもあると思いますので、ぜひお買い求めの上ご覧ください。
まとめ
しっとりとした大人の男薬が似合う月城かなとさんは、男役トップスターとして始まったばかり。
これからいろんな作品に出会い、いろんな表情の月城かなとさんが見られるのがとても楽しみですね。
また新生月組がどのようなチームワークを見せてくれるのかもとても楽しみです。
なんと言っても月組は花組とともに110年を迎えた伝統のある組です。その組にふさわしい素敵な男役トップスターさんに成長して行く月城かなとさんに期待したいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。