宝塚歌劇団にはトップスターがいるのは、世間でもよく知られていますが、その下には2番手・3番手がいるのをご存知ですか?
宝塚ファンの方なら常識ですが、初めて宝塚をご覧になった方にとっては、不思議なシステムだと思います。
そこでこの記事では、宝塚歌劇団の2番手について詳しく紹介します。
宝塚歌劇団の2番手とは?
宝塚歌劇団は、トップスターを頂点に注いで2番手・3番手が控えています。2番手はまさに2番目に主要な役を担う人のことで、役柄としてはトップスターの大親友を演じたり、敵対する役柄を演じたりしてトップスターに華を添えます。
私個人としては、トップスターと2番手は大親友で、一緒に事件を解決する…なんて感じが好きですが、皆さんはどうですか?
2番手スターと2番目スターの定義
実は宝塚には2番手と呼ばれる方と2番目と呼ばれる方が存在します。その違いは以下のとおりです。
【2番手】
- トップスタ、娘役トップの次に羽を背負って大階段を降りてくる
- グッズ販売・カレンダー、雑誌表紙に登場
- 舞台写真販売東西7〜8枚
- 大作1本もので羽を背負う(次期トップほぼ確定)
- 全国ツアーで主演(次期トップほぼ確定)
これだけの条件を見ると、劇団側・ファンともに次期トップと認めざるを得ない状況です。
【2番目】
- 片羽根を背負う
- 舞台写真販売6枚以下
組の中では2番手っぽいのですが、これだけでは次期トップとは呼べない感じですね。この状態のまま退団になってしまう方も少なくありません。
2番手には役割がある
2番手スターさんはとても魅力がある存在です。まだ若いし、勢いがあるのに、トップの後ろに控えている姿がとてもけなげな感じがします。
宝塚初心者の方で、まずはトップスターさんのファンになるけど、徐々に観劇の回数をこなすうちに2番手スターさん以下に降りる方も多いのではないでしょうか。
つまり、2番手スターさんはトップとはまた違ったキラキラ感で、宝塚の舞台を盛り上げる役割にあると思われます。
ファンは「この人がトップになるまで私が見守る!」といった気持ちを抱くものですから、宝塚は110年以上も続く大劇団に成長したわけです。
2番手で退団した人はいる?
2番手スターさんは次期トップを約束されたも同然の存在ですが、実はトップスターを目前にして退団した方はいらっしゃいます。
2番手退団された方は以下のとおりです。
- 美弥るりかさん
- 瀬戸かずやさん
- 愛月ひかるさん
いずれの場合もファンを驚かせました。理由はご本人しかわからない?いや、ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っています。
今後2番手退団が予想される方は以下のとおりです。
- 鳳月杏さん
- 朝美絢さん
いずれの場合も年齢が理由ではないか?と思われます。下の生徒が育っているし、人気も実力もあるとなれば、退団も仕方ないのかな〜と思います。
宝塚スターさんの退団理由についてはこちらの記事をご覧ください↓↓↓
2023年5月現在・各組2番手は誰?
2023年5月現在、宝塚歌劇団5組それぞれの2番手スターさんを紹介します。
- 花組:永久輝せあさん
- 月組:鳳月杏さん
- 雪組:朝美絢さん
- 星組:暁千星さん(未定)
- 宙組:桜木みなと(未定)
など書いてますが、私も自信がありません。
そのくらい現在の宝塚歌劇団のトップ以下の番手は微妙なんですね。ファンにとっても、羽根を背負って大階段を降りてくる姿を見るまでは、ヤキモキが止まらないのではないでしょうか。
今の2番手スターのうち誰がトップになれる?
今現在トップスターを務めている方の同期が2番手になっている場合は、ほぼトップスターにはなれないと思っています。
トップが退団すれば、宝塚側としても刷新を期待しているはず。それなのに、トップと同期がまたトップになるのは考えにくいです。
それで考えると、鳳月杏さんは年齢的にも厳しいかと思います。また、桜木みなとさん・朝美絢さんは、かの95期生の神7に入っている方ですが、同期はすでにトップスターや専科として活躍している方がいます。2番手スターだからといって、安心はできないかもしれませんね。
3番手以下で注目のスターさん
2番手が退団した場合は、もちろん3番手以下が持ち上がります。各組には素敵な3番手以下スターさんがいるので、こちらも注目です。
注目の3番手以下さんはこちらです。
- 花組:綺城ひか理さん・聖乃あすかさん
- 月組:風間柚乃さん・礼華はるさん
- 雪組:和希そらさん・縣千さん
- 星組:極美慎さん・稀惺 かずとさん
- 宙組:瑠風 輝さん・風色 日向さん
(さまざまご意見はあると思いますが、あくまでも私見ですのでご了承ください)
顔ぶれを見てもかなりキラキラ感が強めです。ダイキンメンバーはこれから大阪万博に向けて活躍が期待できますし、この若さでスポンサー付きとは恐れ入ります。
3番手以下の皆さんについてはこちらの記事をどうぞ↓↓↓↓
【執筆中】
まとめ
宝塚の番手争いは日々厳しくなっています。昔は私も子どもだったからかトップの次は2番手がトップになるものと思い込んでいました。しかし、今は抜きつ抜かれつの状態。
2番手になったからといって順当にトップになれるとは限りません。だからこそ、ファンにとっては目が離せないのでしょうね。