2021年8月16日博多座公演『川霧の橋/Dream Chaser』でトップお披露目を果たした月城かなとさんですが、早いもので3作目を公演中です。(2023年2月現在)宝塚歌劇団のトップスターの人気は平均で5作品、長期になると7作品とも言われています。
そこで気になるのが月城かなとさんの退団時期です。ファンにとってはいつ発表があるかヒヤヒヤしているのではないでしょうか。こればかりは公式発表を待つしかありませんが、この記事ではこれまでのトップスターの動向などから考察し、月城かなとさんの退団時期について解説します。
また、月城かなとさんの後任やその相手役となる娘役についてもお伝えします。
月城かなとさんの退団時期は?
月城かなとさんはすでに3作品でトップを務めており(2023年2月現在)長期でも6〜7作品、中期だと5作品で退団が考えられます。暁千星さんがすでに星組に組み替えとなっており、現在月組は鳳月杏さん以下はかなり若手となります。そのため、時期トップ候補となる下級生が育つまで長期就任も考えられます。
月城かなとさんには加美乃素本舗がスポンサーに付いており、『グレートギャツビー』も『応天の門』も加美乃素本舗の冠公演です。今後も強力なバックアップが期待でき、トップスターとしてはかなり有利な立場であることは間違いありません。
体力と精神力がネックに?
月城かなとさんは2019年に怪我により長期休演をしています。詳細は公式で発表されていませんが、目撃者が多数いることから公演中の怪我であることは確かなようです。怪我の完治まで時間がかかっているため、その後は後遺症もなく舞台を務められているのか、それとも通院が必要なのかはご本人にしかわかりません。
宝塚トップスターはかなりの重労働ですから、怪我による体力と精神力へのダメージが懸念されます。月城かなとさんが大階段を降りるときは、なぜか手を握り締めてしまうのは私だけでしょうか。それは余談として、ファンとしては心配ですよね。
月城かなとのトップとしての人気は中程度
月城かなとさんといえば美貌の持ち主として評判の高いトップさんというイメージがありませんか?誰の目から見ても美人ですし、男らしさも色気も兼ね備えていてトップとしては申し分のない方ではないでしょうか。
しかし、こじんまりとまとまっているのも事実だと思います。トップスターとして舞台中央に立っていても、「あれ?珠城りょうは?」なんて思ってしまいます。つまり、2番手のイメージが強いというか、前任の珠城りょうの大きさには負けているというか、そんなイメージです。(あくまで個人の意見です)
演技・ダンス・歌、どれをとってもそつがないというのは、悪い意味でもあるのかもしれません。その点、珠城りょうさんにしても、龍真咲さんにしても歌・ダンスどちらもイマイチでしたが、存在感がありました。
月城かなとさんの魅力に関してはこちらの記事にも詳しく紹介していますので、ぜひお読みください↓
海乃美月とは同時退団?
同時退団、もしくは先に退団、これはまず間違いないでしょう。居残って次のトップと組むとは考えづらいです。彼女はすでに研11で、他の4組のトップ娘役の中でも最年長です。月城かなとさんとお似合いで、イメージが定着しすぎているため、他の男役さんの相手役としては浮くと思います。
雪組はすでにトップ娘役の若返りがなされており、星組トップ娘役も若いです。そう考えると次に控えている娘役に場を譲るのが順当ではないかなと思います。私は娘役の場合、それほど育っていなくてもOKと考えています。トップ娘役就任時にすでにベテランの域に達している方は可愛げがないです。
時期トップは風間柚乃で決定?
月城かなとさんの後任は誰の目から見ても風間柚乃さんでしょう。男役をするために生まれてきたようなルックスと歌唱力、何より際立った演技力が魅力です。月城かなとさん同様、自然な演技をする方で、演じられる役の幅が広い点では劇団側としても待ち望んでいた人材ではないでしょうか。
風間柚乃さんについての詳しい記事はこちらです
↓↓↓↓
強いて欠点を言うのであれば、身長の低さと女装が似合わないことですかね。それ以外は申し分ありません。人柄も良さそうだし、下級生の娘役の憧れの的になっていそうです。風間柚乃さんは将来的にトップスターになるのは間違いありません。
ただ、今は時期尚早だと思っているファンも多いはず。もう少しバウ主演や東上の経験が欲しいところです。
風間柚乃の相手役は?
風間柚乃さんの相手役、つまり時期娘役トップですが、現在きよら羽龍・彩みちる・天紫珠李の名前があがっています。あくまでも月城かなとさんと海乃美月さんが同時退団すると考えのことですが、ズバリ!きよら羽龍ではないかと考えています。
ヒロインの回数や連続生え抜きを避けたいなどの意見もありますが、シンプルに風間柚乃さんの相手役として似合うのはきよら羽龍でしょう。それでなければ、誰か他にいないかな〜とおとめをパラパラしてしまいます。
男役が路線に上がる時期というか旬があるように、娘役は男役のそれ以上に旬があると思います。あまり薹(とう)がたった娘役は好ましくないと思いますよ。大人っぽいというのは魅力ではありますが、役の幅が狭まります。成長が見られるのもファンにとっては楽しみの一つではないでしょうか。
風間柚乃のスポンサーは?
一時期、珠城りょうの跡を継いでダイキンのCMに出演していましたが、その後はどうなったのでしょうか?しかし、彼女は大阪万博のイメージキャラクターの1人として選出されているはず。ダイキンは大阪の企業ですし、大阪万博のスポンサーでもあります。CMとイメージキャラクターが兼任されているのもうなづけますよね。
つまり風間柚乃のスポンサーはダイキンってことでいいんでしょうか(知らんけど)と、なると2025年は風間柚乃時代の幕開けとなるはずです。その点で考えると、月城かなとさんの退団は2025年なのかな?とも考えられますね。
風間柚乃の前に誰かが組み替えしてくる可能性は?
とはいえ、2年後(現在は2023年2月です)の風間柚乃さんはどんな感じに仕上がっているのでしょうか。私が歳をとっているせいか、かなり若いトップスターのような気がして、少々心もとありません。
そうなると考えられるのは、月城かなとさんと風間柚乃さんの間に誰か他組からトップ候補が組み替えしてくるなんてこともあり得そうです。私としてはなんで暁千星さんを月組から出したかな〜と悔やまれるんですけど、これは素人考えなのでしょうか。
誰がどのタイミングで組み替えで月組に来るかなんてさっぱり分かりませんが、永久輝せあさんあたりが組み替えしてきたら、これはもうトップ候補ってこと?なのでしょうね。
月城かなとさん退団後の勝手な想像
月城かなとさんが宝塚を退団すると、おそらく女優として生きていかれることと期待しています。彼女の一番の魅力・強みは演技力だと思いませんか?自然な演技をする方なので、舞台だけでなくテレビドラマや映画などでも違和感がなさそうです。
ただ、文化祭の時から演技の雰囲気はほとんど変わっていません。よく言えば月城かなとさんの個性が確立されているってことですが、悪く言えば何を演じても同じってことです。でも、それって男役を続ける以上、この先も同じだと思います。
やめた方が絶対に演技の幅が生まれるって方は、必ずいらっしゃいます。過去の生徒さんでいうと天海祐希さんですね。彼女も自然派ですが、まぁどれを演じても同じでした。ところが宝塚の殻が破けた途端、ぐ〜んと幅が広がったと思うんです。月城かなとさんもきっと演技派女優になられることでしょう。
まとめ
退団時期としては2025年説が濃厚、そして海乃美月さんと同時退団ではないでしょうか。さらに後任は風間柚乃さんということで締めくくらせていただきます。これからの月組には目が離せませんね。