月組の御曹司と呼ばれていた暁千星さんが星組に組み替えになり、早1年が経過しました。組み替え当時はさまざまな心配がありましたが、今ではリミッターが外れたかのように伸び伸びとしている姿を見て、ファンは一安心しているのではないでしょうか。
そこにきて、2023年6月12日より暁千星さんが岩谷産業株式会社のイメージキャラクターに就任が決定!いよいよトップスターへのカウントダウンが始まったか?なんて思ってしまいますが、実際にはどうなんでしょうか。
この記事では、暁千星さんがトップスターになれる可能性について触れたいと思います。
岩谷産業株式会社のイメージキャラクター就任に関する詳しい記事はこちら↓
※あくまでも個人の意見ですので、ご了承の上お読みください。
暁千星さんはトップスターになれるの?
岩谷産業株式会社という後押しができた暁千星さんですが、これはトップスターへの道がひらけてきたということでしょうか。
ここでは、トップスターになれる条件やスポンサーとの関連性について紹介します。
トップスターになる条件とは?
宝塚歌劇団にトップになるためには、まずは新人公演で主役を務めることです。
新人公演とは入団して7年目までの生徒が出演する公演で、宝塚東東京で1回ずつ上映されています。
新人公演での主演をした後は、宝塚バウホール公演での主演を務めることが必須です。宝塚バウホールとは、宝塚大劇場に隣接した約500名ほどが入れる小さな劇場で、宝塚音楽学校の文化祭なども行われます。
そして最後の条件としては、東京の劇場での主演です。宝塚を離れても集客できると言う事は劇団にとっても非常に重要であると言われています。
新人公演、バウホールでの主演、東京の劇場での主演、この3つが宝塚トップスター有力候補としての条件になります。
宝塚のトップスターの決定法についてはこちらの記事をお読みください↓
現在暁千星さんは、新人公演の主演とバウホールでの主演をこなす条件を満たしています。そして、2022年には東上(東京の劇場で主演をすること)も務めました。
つまり、3つの条件を全てクリアすることになります。
後は演出の先生や理事長など管理職にの人たちがトップスター候補である暁千星さんのスター性や実力などを鑑みて、人事が決まります。
大手企業のスポンサーが付けばトップになれる?
暁千星さん以前の岩谷産業株式会社のイメージキャラクターは、真風涼帆さんでした。宙組トップスターであったことは言うまでもなく、暁千星さんにとってはその後任ですからかなり光栄なことです。
大手企業のスポンサー=トップスターの構図が頭に浮かびますが、現在大手企業のスポンサーが付きながらも立ち位置が曖昧だったり、扱いが悪かったりする方もいらっしゃいます。
今後、暁千星さんと岩谷産業さんとのお付き合いが始まるわけですが、ファンとしては即トップスターを夢見るのではなく、暁千星さんがイメージキャラクターをすることで企業が得られるメリットは商品売上です。
ファンがお手伝いできるのは、商品購入やイベント参加と言えるでしょう。
星組の現状から見るトップ就任に関する懸念
現在、星組はトップスターに礼真琴さん、トップ娘役が舞空瞳さんを中心に構成されており、暁千星さんは2番手です。
月組から組み替えとなった時以来、番手争いの結末が心配されていた瀬央ゆりあさんは専科への移動が決まっており、暁千星さんファンはひとまず2番手に落ち着いたと安堵していることでしょう。
礼真琴の休業宣言
暁千星さんは2番手として躍進していますが、では「いつトップスターになれる?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
現在トップスターの礼真琴さんは2019年10月にトップ就任してからすでに3年8ヶ月(2023年6月現在)です。しかし、2023年8月に彼女は休業宣言をしており、これは退団時期はまだまだ先ということが伺われます。
礼真琴さんについてはこちらの記事をどうぞ!↓↓↓
つまり、暁千星さんのトップ就任はファンが考えているよりずっと先延ばしになりそうです。
極美慎の存在
暁千星さんのトップ就任が先延ばしになると、それだけ在団期間が増えます。ファンとして喜ばしいのですが、その間に順調にことが運ぶとは限りません。
1つは、3番手(?)極美慎さんの存在です。彼女は暁千星さんより2期後輩の100期生で、伝説の95期生に続く人材の宝庫とも言える学年です。
伝説の95期生についてはこちらの記事をどうぞ↓↓↓
話題作『1789』では重要人物のロベスピエールを演じています。宝塚作品では最多出場を誇るロベスピエールですが、珠城りょうさんや七海ひろきさん、望海風斗さんなどそうそうたるメンバーが演じています。
なんとなく出世役に思えて仕方がないのですが、私だけでしょうか。
暁千星の学年
男役トップスター就任の平均学年は13期生と言われています。暁千星さんは10期生で2番手ということになります。
礼真琴さんがあと何年在団するかはご本人にしかわかりませんが、長期政権でも7作品で退団される方が多いようです。
『1789』で6作品目となりますが、その後は休業されるので、次の作品で対談は考えにくいのかもしれません。
- 柚希礼音:11作品
- 明日海りお:10作品
- 龍真咲:8作品
- 珠城りょう:8作品
この結果を見ても、礼真琴さんは間違いなく長期の就任になるはずです。となると、暁千星さんが13期生でトップ就任するのは難しそうですね。
まとめ
2022年には宝塚トップスター候補生としての条件を全てクリアすることになる暁千星さん。
夢が叶うその日までは体調不良や事故などに気をつけて、十分に実力を発揮してもらいたいものです。
今はなんとなく目の前が塞がれているような感じですが、また後からも迫ってくるものを感じていますか、あせらず一歩一歩前進してほしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。