宝塚を愛し、18年間その世界を照らし続けた宙組トップスター・芹香斗亜さん。
2025年4月の退団から数か月が経ち、ようやく少しずつ「新しい芹香斗亜」としての姿が見え始めました。
ファンコミュニティ『TreaSure』の始動、そして“上海での初コンサート”という話題。
どれも、彼女らしい静かな熱を感じさせます。
「次はどんな舞台で会えるのだろう」
「今、どんな気持ちで歩いているのだろう」
そんな思いを抱くファンの方へ、この記事では退団後の活動状況やファンの声、今後の展望を、最新の情報をもとにまとめました。
宙組トップスター・芹香斗亜、18年の宝塚人生に幕
2025年4月27日。
東京宝塚劇場で行われた宙組公演『宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle』の千秋楽をもって、芹香斗亜(せりか とあ)さんが宝塚歌劇団を卒業しました。
退団あいさつでは、
「心残りはありません。充実して満足して最高の気分です」
と晴れやかに語り、集まったファンから大きな拍手が送られました。
18年間の宝塚生活を振り返り、
「私の人生で一番ときめく時間でした」
と笑顔で語った芹香さん。
舞台人として、そして人として成長を重ねた日々を経て、次のステージへ向けて新たな一歩を踏み出しました。
退団後の現在地|芹香斗亜の新たな活動
ファンコミュニティ『TreaSure』がスタート
退団から約3か月後の2025年7月15日、芹香斗亜さんは会員制ファンコミュニティ『TreaSure(トレジャー)』をオープンしました。
プラットフォームはFanicon(ファニコン)で、芹香さんとファンが直接つながれる“新しい居場所”として話題になっています。
『TreaSure』という名前には、
“ファン一人ひとりが大切な宝物”
という思いが込められているそうです。
コミュニティには2つのプランがあります。
- K-Gemプラン(月額550円)
→ ブログやチャットなど、気軽に参加できるライトプラン。 - K-Crownプラン(月額3,500円)
→ 限定コンテンツに加え、手書きメッセージやデジタルレターBOXなどが楽しめる上位プラン。
オープン初日からファンが殺到し、SNS上では「キキ(芹香さんの愛称)の言葉が直接届く場所ができた」と喜びの声が相次ぎました。
また、早期入会者にはデジタルフォトフレームや会員証の特典も用意され、まさに“宝箱のような空間”として盛り上がりを見せています。
公式サイトとInstagramも開設
同時期に公式サイト(serikatoa.jp)とInstagramアカウントもスタート。
Instagramでは、退団後とは思えないほど活発に近況が発信されており、撮影時のオフショットやメッセージ動画などがファンを楽しませています。
退団直後の静かな期間を経て、
「キキさんが再び動き出した!」
と感じたファンも多いようです。
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芹香斗亜のマネジメント体制と現在の所属
2025年10月時点で、特定の芸能事務所に所属しているという公式発表は出ていません。
現状は、個人名義での活動(フリーランス)と見られます。
公式ファンクラブの運営は、プラットフォーム提供元のTHECOO株式会社(Fanicon運営会社)が担当。
つまり、芹香さんは自身の名前で直接発信・交流を行うスタイルを取っていることになります。
退団会見でも、
「これからのビジョンはまだ見えていません。だけど、心がワクワクすることを見つけていきたい」と語っており、焦らず自分のペースで活動を広げていく姿勢が印象的でした。
上海コンサートへの驚きと期待の声
芹香斗亜さんの退団後の活動をめぐって、ファンの間で最も注目を集めたのが「上海での初コンサート」です。
公式サイトやファンコミュニティでの正式発表はまだありませんが、SNSや掲示板では次のようなやりとりが見られています。
「最初のコンサートが上海と聞いてびっくりしました!」
「活動再開は嬉しいけど、ちょっと遠くて行けないのが残念」
「阪急交通社の上海ツアーがあるみたいで、やっぱり公式な企画なんだと思う」
これらの投稿から、芹香さんの退団後初のステージが上海で行われるというファン発信の情報が広がったと考えられます。
海外での第一歩を応援する声
ファンの受け止め方は概ねポジティブです。
「芹香さんらしい」「海外からの再出発、素敵」といったコメントが多く、彼女が宝塚時代から持っていた国際的な感性や柔軟さが、自然な形で次のステージに繋がったと感じる人も多いようです。
一方で、
「チケット取れるかな」「日本でも早くコンサートしてほしい」
といった声もあり、期待と少しの寂しさが入り混じったような反応が広がっています。
※なお、2025年10月時点では上海公演の公式な日程・会場・演目の発表はありません。
現時点での情報は、ファン間の言及にとどまっています。
舞台・音楽・ファンイベントへの展開も期待
退団後にファンクラブとSNSを開設した芹香さんですが、
ファンの間ではすでに次のステージへの期待が高まっています。
特に多いのが、以下のような声です。
- 「真風涼帆さんとの再共演を見たい!」
- 「舞台『LUPIN』のような作品に出演してほしい」
- 「ファンミーティングやトークイベントが開催されたら必ず行く」
宝塚時代から高い表現力と柔軟な演技で知られていた芹香さん。
その表現の幅を活かし、舞台俳優・歌手・語り手として活動の場を広げる可能性が高いと見られています。
また、母・白川亜樹さん(元宝塚OG)との親子共演やトークイベントを望む声もあり、今後の動きから目が離せません。
退団を経て見せる「自然体の強さ」
宝塚在団中は、宙組トップとして重責を担いながらも、穏やかで柔らかい人柄で知られた芹香斗亜さん。
退団後は「等身大の自分」として歩みを進めている印象です。
Instagramでの何気ない一言や笑顔の写真には、
“無理をしない、でも前を向いている”
そんな彼女らしさがにじんでいます。
ファンの間でも、
「退団してもキキさんは変わらない」「今が一番自然で輝いている」
という声が多く見られます。
まとめ|新しいステージへ向かう芹香斗亜さんに寄せて
18年間にわたり宝塚の舞台を支えた芹香斗亜さん。
退団後は、ファンコミュニティ『TreaSure』を通じて新しい形でファンとつながりながら、次の表現の場を模索しています。
上海でのコンサートの噂は、彼女が日本の枠を越えて活動を広げる第一歩かもしれません。
正式な発表を待ちながら、これからの芹香斗亜さんの活躍に引き続き注目していきたいですね。
ファンにとって、宝塚を卒業しても“芹香斗亜”という存在が輝き続けることに変わりはありません。
これからも、彼女らしくしなやかに進む姿を見守りましょう。