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暁千星代役公演で念願の「1789」ロナン役に再会!!感動の舞台を解説

宝塚歌劇団

暁千星さんの代役主演で公演を再開した「1789」は、無事代役初日を終え、観客の感動を呼んでいます。礼真琴さんの体調不良が心配な中、こんなに頼もしい暁千星さんが星組に組み替えになってくれていて、良かった!と思っている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、暁千星さんの頑張りよって再び公演再開となった「1789」の模様をお伝えします。

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まさかの礼真琴休演!星組のピンチ

宝塚歌劇団星組トップスターの礼真琴さんの休演が告げられたのは、2023年8月15日から17日までで、18日は公演再開の準備をするとして同じく休演となりました。

秋からの長期休業を目前にした突然の休演で、ファンの心配は最高潮に達したのではないでしょうか。詳細は、発表されていないため、休演の理由や復帰時期などは分かりません。

次に心配になったのは、19日から公演再開の発表です。代役公演が予測されたわけですが、主演は星組に組み替えになって日が浅い暁千星さん。ファンとしては、組全体のまとまりを最も心配されたと思います。

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暁千星の代役で公演再開

19日は11時公演と15時公演の2回公演です。いきなりの代役公演で、しかも2回公演となると、暁千星さんにのしかかる重圧は、どのくらいのものだったでしょう。当事者でない限り想像できず、ファンとしても「ただただ見守るのみ」という方も多かったはずです。

しかし、幕が開いてみれば、そこは1つに団結した星組の姿が。代役の暁千星さんを盛り上げようと、熱のこもった舞台が繰り広げられました。

成長した姿でロナンと再会!

暁千星さんは、2015年の月組公演「1789」の新人公演で、ロナンを演じています。暁千星さんにとって2度目の新人公演主演とはいえ、当時彼女はまだ研究科3年生でした。あどけなさが残る横顔は、フランス革命の中、力強く生き抜いた男性を演じるには、少し早いイメージもありました。

しかし、今や暁千星さんは男役歴11年のベテランです。再演の機会を得た彼女にとって、ロナンを演じるに機は熟した感があり、まさに感慨無量。こんなにも感動的な「1789」は、宝塚史上最高とも言えるのではないでしょうか。

歌唱力の素晴らしさに感動

暁千星さんといえば、宝塚歌劇団きっての名ダンサーです。バレエの腕前は、バレリーナにも匹敵するほどで、過去の舞台でも、難易度の高い振り付けを見事にこなしてきました。

しかし、ダンス力を上回る勢いで実力をつけてきたのが、歌唱力です。もともと素直な歌い方で、心地いい歌声の持ち主でしたが、実力を開花させたと感じたのは、2022年、東上初主演となった「ブエノスアイレスの風」です。伸びやかな歌声に、彼女の成長を感じた方も多いのではないでしょうか。

今回の「1789」のロナン役でも、その歌唱力の高さを存分に披露しました。ぜひ、DVD発売してもらいところですが、代役公演なので、幻に終わりそうです。

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暁千星を支えた星組の団結力

テレビや映画の世界なら、足の引っ張り合いもありそうな状況ですが、やはり宝塚は違います。組子全員が団結し、暁千星さんを支えようとする気迫は、観客までひしひしと伝わってきました。

少し前までは、暁千星さんの番手が気になっていましたが、もうそんなことはどうでも良くなりました。

暁千星さんの番手について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓

思えば、同期がいなかった月組時代とは違って、今の星組には暁千星さんの同期が数人残っており、さらに団結力を発揮したのかもしれませんね。

暁千星さんの頑張りを支えた星組の皆さんの素晴らしさにも拍手を送りたいと思います

開演ナレーションは組長が代行

幻といえば、代役主演が決定した時、「開演のナレーションはありちゃんがするの?」と、期待した方少なからずいたはずです。しかし、今回は、さすがにトップスターの代役なので、組長の美稀千種さんが代行されました。開演のナレーションは、礼真琴さんからしっかりと代を引き継いでからの楽しみにとっておきましょう。

代役は暁千星だけじゃない!代役を務めた組子たち

今回、急な礼真琴さんの休演に伴い、代役を熱演したのは、暁千星さんだけではありません。代役を務めた組子さんは、以下のとおりです。

  • カミーユ・デムーラン:天華えま(本役:暁千星)
  • ジョルジュ・ジャック・ダントン:碧海さりお(本役:天華えま)
  • オーギュスト・ラマール:鳳真斗愛(本役:碧海さりお)

お稽古をしてきたとはいえ、代役を務めるのは大変なことだと思います。しかし、代役公演初日を見事に演じ切った皆さんには、感動の言葉しかありません。

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代役で大羽を背負う気持ちとは

まだ、2番手としても羽を背負っていない暁千星さんにとって、礼真琴さんの代わりに大羽を背負い、大階段を降りるとはどのような気持ちだったのでしょうか。

私は、これで将来の道筋がはっきりしたと思っているのですが、そこは今の宝塚歌劇団です。今後、どんな番狂わせがあるか分かりません。だからこその今回の大羽を背負うといった、いわばハプニングは、暁千星さんにとってプラスになることだけを祈っています。

宝塚歌劇団の羽根について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓

宝塚の羽根はなぜ背負うの?作り方や重さが知りたい!
宝塚のフィナーレでトップスターが背負っている大きな羽根。ご覧になったことはありますか?でも、あの羽についてこんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 「羽根は何のために背負っているの?」 「一体素材は何なのか?」 「どれぐらいの重
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千秋楽まで暁ロナン続行か?

礼真琴さんの復帰が未定なので、なんとも言えません。「1789」の千秋楽が8月27日に迫っているため、暁ロナンで千秋楽を迎える可能性もあり得ます。

チケットは、残念ながら完売している状態ですので、劇場で観たい場合は、当日券を購入するしかありません。

当日券の購入方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓

また、劇場に足を運ばなくても、ライブ配信で見る方法があります。映画館で観る場合は、チケットの枚数に限りがありますが、自宅のテレビ・パソコン・スマホで観劇する場合は、枚数に限りはありません。しかも、当日14時まで(開演は13:30)購入が可能ですので、礼真琴ロナンか、暁ロナンかを確認してからチケットを購入することも可能です。

詳しくは宝塚歌劇団公式ホームページをご覧ください。

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まとめ

暁千星さんがロナンを演じるのは、もはや運命だったのでは?と思えます。ぜひ、暁ロナンに大きな拍手を送ってください。


宝塚歌劇団
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