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マインドが足りないとは?足りないとどうなるの?マインドを高めるには?

宝塚歌劇団

最近ニュースを賑わしている宝塚のいじめ問題。上級生が下級生を叱責する際に使われていたといわれる「マインドが足りない」「マインドは無いのか」などの言葉について「なんのこっちゃ?」と思っていませんか。

そもそも「マインドって何」ってことですよね。自分が「マインドが足りない」と罵倒されたら、どんな気持ちになるのかと想像している方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、「マインドが足りない」とはどういう意味なのか、意味不明な「マインド」というワードについて解説します。

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マインドが足りないとは?

そもそもマインドとは、国語辞典で調べてみると、以下の通りです。

ある物事に対する意識、特に個人や集団が何かをしようとする意識

マインドが足りないとは、一般的には何か特定のものに対して、十分な気概や考え方がない・適切な心構えや姿勢が欠けているなどを意味します。

つまり、歌劇団の上級生が言うマインドとは、「歌劇団に対する意識や、共に舞台を作り上げる同期や上級生に対して何かをしようとする意識」が、「あなたには足りないのだ!」と言っているのではないでしょうか。

どのような場合にマインドが足りないと思われるのか、具体的な状況を解説します。

意欲や覚悟が不足している

特定の目標や課題に対して、十分な情熱や決意が感じられない場合を指します。例えば、「彼は試合に勝つためのマインドが足りない」のならば、それは、意欲や覚悟が不足しているため、試合に負けたことを意味します。

考えや心構えが欠けている

特定の状況に対して、適切な心構えや考え方が欠けている場合も「マインドが足りない」という場合があります。任された仕事に対してリーダーシップが取れなかったり、仕事を成功させるんだ!といった姿勢が欠けていたりすると「マインドが足りない」と言われてしまうのかもしれません。

宝塚歌劇団の上級生のこの言葉だけを見ると、ビジネスとして舞台と向き合っているからこそ出た言葉のようにも捉えられなくもありません。

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マインドが足りないとどうなるの?

「マインドが足りない!」といいますが、では、実際にマインドが足りなかったらどうなるのか?身近な例を用いて解説します。

学びやスキルの獲得ができない

マインドが足りないのだから、当然向上心もありません。新しいスキルや知識を獲得するために、学習に取り組もうという気持ちが生まれないため、人間としての成長がストップしてしまいます。マインドが足りないために「時間がない」「難しすぎる」などの言い訳をしてしまい、継続した学習が困難になります。

健康的な生活が送れない

適切なマインドを持ち合わせていない場合、運動の継続は困難です。強いマインドなくして、早朝のジョギングやウォーキングには取り組めません。「疲れるだけ」「もう少し寝ていたい」といった考えが先行し、たとえ運動の目標を掲げたとしても、実行に移せないケースが多く見られます。

キャリアへのアプローチができない

マインドが足りないと仕事に対するアプローチにも影響が出ます。新しいプロジェクトや挑戦的な課題に取り組むチャンスがあっても、失敗の可能性を恐れて、積極的に取り組めないケースが考えられます。つまり、成長する機会を逃してしまうため、キャリアアップは期待できません

もしも、上記のような状況が当該下級生に該当するのであれば、上級生から見た当該下級生は、なんとも自堕落な存在であったと考えられます。しかし、本当にそうであったかは疑問です。一生懸命やっていたのに、「マインドが足りない」と決めつけられていたとしたら、とんでもないパワハラですね。

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マインドを高めるには?

「じゃぁ、マインドを高めるにはどうしたらいいのよ!」と考えている方も多いのではないでしょうか。マインドという言葉があまりにも漠然としていて、マインドを高めるための術がよくわからなかったのですが、この記事でなんとなくマインドの意味はつかめてもらえたと思います。

ここからはマインドを高めるためには、どうすればいいのかについて解説します。

目標を設定する

具体的な目標を設定し、成し遂げるためにやるべきことを計画立てます。目標達成のためにステップアップできるような計画を設定し、進捗を追っていけば、おのずと自信や意欲が維持できるはずです。

自己肯定感を高める

自己肯定感が持てなければ、新しい挑戦に向けての意欲も持てません。新たな挑戦に取り組むためには、「自分は達成できる!」と肯定的に自分自身の背中を押す必要があります。

ポジティブな思考習慣を身に付ける

マインドを高めるためには、ポジティブ思考は欠かせません。日々の出来事に対して積極的な視点を持ち、良い側面を見つけるよう心がけるとマインドは高まると考えられます。

肯定的な環境づくり

個人のマインドを高めるためには、自分1人が努力していても叶えられません。周囲の人々や環境が肯定的にサポートしてくれて、良好な関係性の構築が必須です。肯定的な環境づくりができて、初めてマインドセットを良い方向に向けられるわけです。

マインドを高めるとは、つまり自己を否定しないところから始まるといっても過言ではありません。高圧的に物事を言ってくる先輩がいたり、苦しんでいる状況を無視する環境であったりすると、誰しもが肯定的な考えを持てないのではないでしょうか。今回の宝塚の問題に絡めて考えてみると、当該下級生にとって自己肯定感を高められるような環境にあったかどうかは非常に疑問です。

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まとめ

宝塚歌劇団の上級生が発した「マインドが足りない」とは、舞台に対する十分な気概や考え方がないといった当該下級生を奮い立たせる言葉だったと考えられます。学校の部活や企業において、モチベーションを高めるために「マインドが足りない!」と、今後の活躍に期待を込めて使うには「ありよりのあり」な言葉なのかもしれません。

ただ、問題は、上級生が当該下級生にこの言葉を発した状況です。報道にあるような、当該下級生をぐるっと取り囲むような、まるでリンチのような状況で言ったのであれば、かなり問題です。何より怖すぎ!

調査は進んでいるのか、滞っているのかよくわかりませんが、どちらにしてもファンとしては、正しい情報を受け取りたいものです。

宝塚歌劇団
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