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宝塚娘役トップの決め方は?路線や男役が指名する噂は本当?

宝塚歌劇団

宝塚歌劇団は、男女トップスターを中心に舞台が繰り広げられます。男役トップスターは、何かと注目を浴びますが、実は、ファンの間では娘役トップスターについても、かなり注目している方が多くいらっしゃいます。しかし、どの娘役を選ぶかは、男役トップスターを選ぶのとはかなり違うようです。

この記事では、娘役トップスターを選ぶ方法について紹介いたします。また、過去に本当にあったびっくりするような娘役トップスターの選び方についてもご覧いただけますので、ぜひ、最後までお読みください。

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宝塚娘役トップの決め方は?

娘役トップの決め方には、2パターンあると言います。キーワードとなるのが、「路線」と「指名」です。男役トップスターになるためには、厳しい条件がある一方で、娘役は素質や運が大きいのかもしれません。ここでは、娘役トップスターを決める方法について、詳しく紹介します。

劇団側がトップ就任が決まっている

宝塚歌劇団入団前から、歌劇団側が「この子は、将来娘役トップにする!」と決めているパターンがあります。低学年のうちにヒロインに抜擢され、早い段階でお客様の目に触れるため、ファンの間でも「路線」と認識されます

路線とは
入団時、もしくは入団前から将来を有望視されている生徒をいいます。「スター路線」から省略されて「路線」と呼ばれるようになりました。ファンの間では、「路線に乗る」といった表現が、よく使われます。

現在、各組の路線娘役は以下のとおりです。どなたも早くから新人公演・バウ公演・東上公演でヒロイン役を努めています。

花組

美羽愛(104期生)
星空美咲(105期生)

月組

彩みちる(99期生)
天紫珠李(101期生)

雪組

野々花ひまり(99期生)
音彩 唯(105期生)
華純沙那(106期生)

星組

詩ちづる(105期生)
乙華菜乃(106期生)

宙組

山吹ひばり(105期生)
美星帆那(105期生)


路線と呼ばれていても、次の公演ではあっさり外されてしまうケースも少なくありません。タカラジェンヌとは、厳しい競争の世界で生きていることが分かりますね。

男役との相性を見て決める

宝塚は男役社会ですので、やはり男役トップスターありきで相手役を決めています。娘役路線として育ったタイミングと、男役トップ就任のタイミングが合い、相性が良ければ問題はありません。しかし、劇団側が良かれと思って推していた娘役でも、男役トップが合わないと判断すれば、別の娘役が選ばれる可能性もあります。

路線として注目されていた娘役も、途中から外れてしまうのには、次期男役トップの希望が影響しているのかもしれませんね。短くても4〜5作品、長くなるとそれ以上の舞台を一緒に作り上げる相手役となる娘役ですから、相性を大切にするのは当然でしょう。

男役トップに指名される

次期男役トップが、相手役を指名するケースも過去にはありました。有名なのは、大地真央さんと黒木瞳さんコンビです。大地真央さんがトップスターになるにあたり、黒木瞳さんを相手役として指名したのは、有名な話です。

なぜ、黒木瞳さんを指名したのかは分かりませんが、一説には顔の小さな大地真央さんより顔の小さな娘役を選んだという話もあります。しかし、当時、黒木瞳さんは際立って可愛らしいお顔立ちでしたし、何より若かったので、相手役として選ばれたのかもしれませんね。

また、天海祐希さんと麻乃佳世さんコンビ結成秘話もよく耳にします。当時、麻乃佳世さんは涼風真世さんと添い遂げ退団をするつもりだったと聞きます。しかし、次期トップスターである天海祐希さんが、「相手役は麻乃佳世さんがいい。でなければ、やもめトップになる」と言ったため、劇団側が麻乃さんを説得したのだとか。天海祐希さんに所望されれば、娘役としても残らざるを得なかったでのでしょうね。

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ファンが納得できない人事もある

娘役トップスターについては、ファンの納得が得られないケースも少なくありません。「あの子の方が可愛いのに!」「歌の上手いトップがよかったのに!」など、就任後も叩かれることが多いのは、娘役トップスターに多いようです。

このように娘役トップスターとは、何かとファンからの攻撃を受けやすい存在で、特に退団時期に関しては、男役トップスターを見送って劇団に居残ると、バッシングは加速します。時代は進んでいくのに、添い遂げ退団を指示するファンがいるのも事実です。

添い遂げ退団について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓

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まとめ

宝塚歌劇団でのトップ娘役の立ち位置は、いかに男役トップスターを支え、輝かせるかといったところでしょうか。一般的な社会の思想とは真逆の男尊女卑っぽい感じで驚いてしまいます。

しかし、トップスターコンビの絆は、舞台の素晴らしさを見れば一目瞭然。お互いを尊重しながら、素敵な舞台を作り上げている感じが伝わります。今後も、新しいトップコンビが続々と誕生する宝塚から目が離せません。

宝塚歌劇団
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