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【ニュース速報】朝美絢の相手役決定!音彩唯が雪組トップ娘役に就任

宝塚歌劇団

雪組の新しい幕が上がります。公式発表によると、本日(2025年10月1日)、音彩唯さんが雪組・次期トップ娘役に決定しました。

お披露目は、2026年4月13日(月)初日・梅田芸術劇場メインホール『波うららかに、めおと日和』。春の大阪で、音彩の“トップ娘役”としての第一声が響くことになります。

相手役はもちろん、現在の雪組トップスター・朝美絢さん。朝美は2024年10月14日付でトップスターに就任し、『愛の不時着』で新トップコンビとしてお披露目を済ませています。

クールで気品のある朝美の存在感に、清澄な声色と透明感のある音彩が寄り添う——この組み合わせが、雪組の美学をどう更新していくのか。就任の一報は、その期待に確かな輪郭を与えてくれました。

音彩の公式プロフィール

  • 出身:兵庫県・神戸市
  • 身長:162cm
  • 初舞台:2019年『オーシャンズ11』
  • 好きだった役:
    『ODYSSEY』ティティス
    『海辺のストルーエンセ』王妃カロリーネ・マチルデ
    『ベルサイユのばら』ジャンヌ

資質の要約:リリックな高音/端正な芝居筋/古典とモダンの両面に通じる適性

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音彩唯はどんな娘役?歩み・素顔・現在地

音彩唯さんの魅力は、その透明度の高さに尽きるのかもしれません。宝塚音楽学校105期の首席卒業。卒業時の報道では「米国人の父を持つ」と触れられ、文化祭での独唱など歌唱力にも言及されました。

スタート地点は“三拍子揃い”

入団直後には阪急阪神の初詣ポスターにも起用され、ビジュアルの華やぎと“押し出し”も周知のものに。スタート地点から、歌・ルックス・話題性の三拍子がそろっていたことが分かります。

転機:2021年『CITY HUNTER』新人公演

役としての転機は、2021年の『CITY HUNTER』新人公演での“槇村 香”役です。新人公演でのヒロインは、娘役としての骨格を舞台上で刻む機会。ここで見せた「健康的な明るさ」と「情の芯」は、その後の音彩唯像を決定づけました。

飛躍:2023年『海辺のストルーエンセ』

続く大きな飛躍が、2023年の『海辺のストルーエンセ』。北欧王妃カロリーネ・マチルデは、可憐さだけでは通れない難役です。少女の翳り、若き王妃の息苦しさ、そして恋と政治の狭間で覚悟を固める力——段階ごとの濃淡を、声の透明感と細かな温度変化で鮮明に描きました。

歌で示した存在感:『ODYSSEY』ティティス

ショーと歌で魅せた証左が『ODYSSEY』です。海の女神ティティスをダブルキャストで担い、前半日程を任されました。長いソロを正確に飛ばし、客席までまっすぐ届くリリック・ソプラノで舞台の空気圧を変える歌声は、多くの観客の記憶に残りました。

幅の証明:2024年『ベルサイユのばら』

そして2024年、『ベルサイユのばら』ではジャンヌという“刺”のある役どころに挑戦。ロザリーとの対比が際立つ人物だからこそ、笑顔の奥の野心や言葉の鋭さを、歌と台詞運びで刻み込みました。公式クレジットでもジャンヌを主要役として掲げ、“甘さだけではない”一面を決定づけています。

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強みの解剖—ダンス・芝居・ビジュアルが一枚の“絵”になる

音彩唯さんの魅力は、個々の要素が“足し算”ではなく“合成”で輝くところにあります。

ここでは、音彩唯さんのダンス・芝居・ビジュアルの魅力を紹介します。

ダンス—“線”の美しさ

長い手足で描くポーズが清潔で、動きに濁りがありません。群舞でも終わりの処理が軽やかで次の一歩へ自然につながります。大柄な男役と組んでも“面”で並べるので、デュエットが端正に締まります。

芝居—透明×陰影

『海辺のストルーエンセ』では王妃の息苦しさから覚悟までを声色と間合いで段階的に表しました。『CITY HUNTER』新人公演でも明るさと正義感を歯切れよく示し、古典・現代の両方で感情線を明快に引き立てます。

ビジュアル—“清澄”の強さ

古典衣装でも現代衣裳でも映える“顔の強さ”があります。『ベルサイユのばら』ではジャンヌ(新公ロザリー)で幅を証明。透明感のある美貌は作品の“第一印象”を高い品で支えます。

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朝美絢×音彩唯の“化学反応”に期待

ファンにとって楽しみなのは、舞台上で2人がどのような化学反応を起こしてくれるかではないでしょうか。

ここでは、2人の相性について想像してみます。

聴覚の相性

朝美絢さんの声は中低音に響く声なので、音彩唯さんのリリックな高音がすっと寄り添うのではと思われます。

トップ娘役の“上もの”としてただ重ねるのではなく、音彩唯さんは母音処理が清潔で倍音が豊かなので、朝美絢さんの低音の色気を消さずに伸ばせるのではないでしょうか。

2人のデュエットは「冷やして澄ます」方向へ響きが整い、“雪組らしさ”の再定義につながるはずです。(公式プロフィールの歌唱傾向・役歴より)

視覚の相性

朝美絢さんのクールでノーブルな造形に、音彩唯さんの“クリアな美”が並ぶと、舞台画面は輪郭がきゅっと締まります。

ショー『ODYSSEY』では、音彩唯さんのソロを朝美絢さんが左右から支える一幕が象徴的で、金×ブルーのコントラストが2人の並びを際立たせたという観劇記が複数あります。

衣装の輝度や色温度を高く設定しても“濁らない”のは、顔の強さと所作の清潔さが共通しているから。デュエットダンスのスチル写真を思い浮かべるだけで、光の抜けが想像できます。

芝居の呼吸

朝美絢さんは台詞の間で感情を沈ませ、次の一語で空気を変える“陰影”が出せる男役さんです。そこに、音彩唯さんの透明感が重なる舞台が想像できます。

『海辺のストルーエンセ』で見せた王妃の濃淡の描き分けは好例で、可憐さに留まらず覚悟に至る体温変化まで声色で示しました。

トップ同士の対話劇になったときに生まれる“静かな圧”は、史劇でも現代劇でも有効です。

作品適性

クラシックな衣装劇では、朝美絢さんの気高さと硬質さに、音彩唯さんの清潔な美と可変性が映えます。

2024年『ベルサイユのばら』では朝美絢さんがオスカル、音彩唯さんが本役ジャンヌ(新公ロザリー)の対比を経験。

音彩唯さんは“清潔な美”だけでなく、毒や機知を纏う側にも踏み込めるため、今後の雪組レパートリーで「甘辛の配分」を自在に調整できる頼もしさがあります。

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就任発表とお披露目へ

そして“今”という時間軸。2025年10月1日に音彩唯さんの雪組・次期トップ娘役就任が公式発表され、お披露目は2026年4月13日・梅田芸術劇場メインホール『波うらかに、めおと日和』です。

朝美体制の雪組に音彩唯さんが中心軸として合流する構図が明確になりました。

声・ビジュアル・芝居の三要素が同じ“冷やかで澄んだ”方向に収斂していく新トップコンビ。第一声がどんな設計で鳴らされるのか…ここから本格的な雪組のアップデートが始まるかと思うと楽しみですね!

宝塚歌劇団
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