2024年5月、元月組トップスターの大滝子が詐欺罪で逮捕されました。キラキラした世界でトップスターにまで上り詰めた人が、退団後はファンのお金を騙し取り、逮捕に至るとはショッキングですよね。
最近では、いじめやパワハラ問題も大きな話題になり、宝塚歌劇団のイメージは総崩れ。一部の宝塚歌劇団擁護組はいるものの、世間からの目は冷たいものになっています。
そこで、今回は宝塚退団後、タカラジェンヌはどのような道を進むのかについて紹介します。
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昔のように結婚するか、芸能界入りするタカラジェンヌばかりではなくなったのも時代の変化を感じますね!
宝塚退団後は悲惨?進路パターンを分析!
宝塚歌劇団を退団すると、特にトップスターレベルでは芸能界入りが圧倒的に多かったです。今でもそのパターンに変わりはないのですが、トップ以下となるとさまざまな進路があるようです。
宝塚歌劇団退団後の進路ベスト10を紹介します。
宝塚退団後の進路は?
第1位:女優
第2位:歌手
第3位:結婚・家庭生活
第4位:司会・ナレーション
第5位:ビジネス・企業
第6位:指導者
第7位:モデル
第8位:作家・執筆活動
第9位:YouTuber・インフルエンサー
第10位:進学
女優
女優といってもドラマや映画、CMなどで頻繁に拝見できるのは、天海祐希さん・真矢みきさん・大地真央さん・黒木瞳さんくらいでしょうか。涼風真世さん・愛希れいかさん・明日海りおさん・望海風斗さんもミュージカル出演が多数あるようです。
歌手
タカラジェンヌといえば歌唱力!ですが、涼風真世さん、姿月あさとさんなどは、歌うまジェンヌさんとして有名でしたよね!
司会・ナレーション
発音や発声が大切な司会業やナレーションといったお仕事は、これまたタカラジェンヌにぴったりです。同窓会や結婚式などで、元宝塚歌劇団の方が司会してくれると嬉しいです。
よく見る番組のナレーションをしている場合もあるので、要チェックですね!
ビジネス・起業
最近では、ビジネスを始めたり、企業の重役に就任するケースも珍しくありません。宝塚歌劇団で培ったショービジネスのノウハウが生かされているのでしょうね。
作家・執筆活動
意外にも?宝塚歌劇団を退団後、作家になった方もいらっしゃいます。お名前は、新章文子さん。すでに他界されていますが、江戸川乱歩賞を受賞しています。宝塚歌劇団時代の同期には、淡島千景、久慈あさみ、南悠子さんなどです。
YouTuber・インフルエンサー
YouTuberやインフルエンサーは、まさに今どきですよね。ある程度ファンを獲得していたタカラジェンヌなら生活できる程度には稼げるのではないでしょうか。たとえ、ファンが少なくても、宝塚内部の情報を知っている点では、権威性があるのは間違いなし。ファンレベルの人が宝塚を紹介するYouTubeチャンネルを開設するよりも、登録者数を伸ばせそうです。
YouTubeは、やっておいて損がないのかもしれませんね!凰稀かなめさんのようにご自分では運営せず、公式チャンネルとして開設するのもアリかもですね。
進学
大学進学された方は何人かいらっしゃいます。中でも記憶に新しいのは、美園さくらさん(元月組娘役トップ)。もともと、勉強面では数学検定準2級を取得しており、文部科学大臣賞を受賞。休日には、友人と一緒に裁判の傍聴に出かけ、裁判の様子をスケッチするのが趣味だったとのエピソードもあります。
在団中から、通信制の大学で勉強。退団後は、慶應義塾大学大学院に進学されました。トップ娘役が大学に進学するケースは珍しく、話題になりました。
美人で才女、宝塚歌劇団娘役トップスターの経歴もあるなんて、眩しすぎます!
宝塚退団後は悲惨?のまとめ
調べてみると、宝塚歌劇団退団後にキャリアアップする方は一定数いらっしゃるようです。特に、娘役さんに多いように感じませんでしたか?男役社会である宝塚を退団した後は、自分が主役になれる人生を再構築したいと感じるのかもしれません。
「宝塚退団後は悲惨」と言われるのには理由があって、一番華々しい女優に転向した方の仕事の激減ぶりからだと思われます。テレビやドラマに頻繁に出演しているのは、記事冒頭にお伝えしたように、ほんの一握りの方です。それ以外は、宝塚トップスター時代の年収をはるかに下回っていると考えられます。
また、受験スクールを開校する方も非常に多いのですが、合格者を輩出できなければ廃業もあり得ます。そのような一面を見ると、「宝塚退団後は悲惨」と思われるのかもしれませんね。