宝塚音楽学校=お嬢様学校という構図は、日本国民全員が持っているイメージではないでしょうか。
合格者発表のニュースを見ても、嬉し涙を流しているお嬢様の隣にはゴージャスなママが付き添っていたり、著名人の娘さんが合格していると言った情報が入ってきますよね。
正直、在団中のスターさんの中にもスポーツ選手や芸能人を親に持つ生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
じゃ〜、ぶっちゃけ宝塚音楽学校って貧乏だと入れないの?宝塚音楽学校ってどんだけ学費がかかるの?庶民の強い味方である奨学金制度はあるの?など!受験を考えているけど費用が気になるあなたのために宝塚音楽学校の学費&必要経費についてお伝えします。
宝塚音楽学校2年間の学費総額は?
宝塚音楽学校2年間の学費総額は、ズバリ200万円程です。
「あれ?思ったほど高くない?てか、むしろ激安?」って感じませんでしたか?
その学費の明細は次のとおりです。
●入学時納入金:48万円(入学金 20万円、施設費 10万円 教育補充費 10万円、楽器補充費 5万円、雑費 3万円)
●授業料月額:5万円 (2年間 120万円)
●修学旅行積立金月額:2万円 (2年間 40万円)
●入寮費月額:7,000円 (昼食・夕食は、別途一食300円~350円でお弁当の提供有り)
授業料が月5万円というのが驚きです。
実は私も、ウン十年前には宝塚音楽学校を目指して受験勉強をしており、私の周りの受験生たちも一般サラリーマン家庭が多かったですね。
著名人の娘や社長令嬢ももちろんいましたが、受験スクール内にいる受験生の中のほんの一握りでした。
なので、宝塚音楽学校受験を考えているが、学費がネックになってるのであれば、その辺は心配ないと思いますよ。
受験生の親の職業に関する裏話!
先ほど、著名人の娘や社長令嬢は受験スクール内でもほんの一握りだとお伝えしましたが、正直言うと土地柄にもよるかな〜と思います。
ですが、私が受験勉強をしていたのは宝塚です。しかも宝塚音楽学校でレッスンをしていたので、これは参考になるのではないでしょうか。
当時、私が受験スクールに入学した時には、親がロンドン大使館に勤めているというお嬢様がいました。
笑っちゃうことに、その子のあだ名は『ロンドン』でしたね。
なぜかというと、親がロンドン大使館に勤めていたから〜〜〜(笑)ストレート過ぎ!それだけそんな職業の親を持っている子が珍しかったんです。
こんな風にお嬢様であることを茶化しちゃうくらい、受験生の多くは一般サラリーマン家庭の娘さんだったということです。
これが東京だとまた話は違うのかもしれませんが、まぁ現実にはそんなところです。
著名人の娘が入学すると目立つので、「宝塚音楽学校の受験生はお金持ちの娘が多い」と思われちゃうのかもですね!
宝塚音楽学校に奨学金制度はあるの?
宝塚音楽学校に奨学金制度は、おそらくありません。公式HPを見ても、そのような記載はどこにもありません。
奨学金があったとしても、宝塚歌劇団に入団したばかりの生徒にとって返済は大変だと思いますね。
どうしても借りたいということであれば、教育ローンなどが利用できるのかも?と思いますが、あくまでも返済義務は親にある!ということになるでしょう。
貧乏学生でもトップスターになれる!
お金持ちのお嬢様イメージが拭えない宝塚音楽学校ですが、実際にはお金がない苦学生も存在していました。
宝塚ファンの間でも有名ですし、ご本人もメディアでカミングアウトされています。
そのスターさんというのは、真琴つばささんです!
テレビの『ボンビーガール』でカミングアウトされていたようですが、同期のお母さまたちも食事のお世話をしたり、レオタードやシューズを調達したりされていたようですね。
それでもトップスターになれたのですから、大したものです。
真琴つばささん目撃情報【激古情報】
実は、かなり昔の話になるんですが、もちろん真琴つばささんが現役トップスターさんだった頃の話です。
宝塚のとあるカフェで真琴さんと居合わせたのですが、その時彼女が真剣に読んでいたのが「経済新聞」でしたね。
株のページを真剣に見てました(笑)
もう、すんごい昔の話なので、暴露しても大丈夫ですよね(笑)貧乏だった時代からすっかり脱皮して、稼いだお給料で投資しようとお勉強をしていたのでしょう(定かではありませんが・・・)
宝塚音楽学校時代で本当に高額なのは個人レッスン
宝塚音楽学校の授業料は、それほど高額ではないというお話をお伝えしました。それなのに、宝塚音楽学校は高額な授業料がかかるイメージがずっとついて回るのはなぜでしょう。
実は、宝塚音楽学校で成績上位に位置するためには、個人レッスンが必須です。中学や高校でトップの成績をとりたいと思うのであれば塾に通うという、あの感覚と同じです。
宝塚音楽学校の先生方は、個人レッスンを行っている方が大半です。音楽学校での授業の後、そんな先生のもとに通いレッスンをするのですが、これが結構お金がかかります。
芸事は自分1人では磨けませんからね。優れた先生に師事して、技術を伝授していただくためにはお金が必要というわけなんですね。
授業で必要な物品にもお金がかかる!
レッスンを受け続ける以上、バレエのレオタードやシューズ、トウシューズ、日本舞踊の浴衣や着物、帯、扇子、足袋などなど、それはたくさんの物品が必要になります。
それも、1枚ずつ持っていても回らないので、必ず数枚ずつ準備しなくちゃいけません。
レオタードにもトレンドがありますから、女の子なら可愛いものや流行のものが欲しくなりますよね。そんなものを買い求めていくと、物品費用が莫大に膨れ上がります。
宝塚音楽学校の生徒がアルバイトできるはずもないので、親の負担になります。つまり、一般サラリーマンの家庭が多いと思っていても、それなりの年収が必要ということですよね。
まとめ
宝塚音楽学校は、年間費用は驚くような高額ではないものの、その他の個人レッスンやレッスンに必要な物品にお金がかかるということが分かりました。
入ってみて見えてくる出費というのも、まだまだありそうですね。
ただし、貧乏でもトップスターになれる!という夢のある世界でもあることも判明いたしました。
あの天海祐希さんも宝塚歌劇団に入団したばかりの頃は、「着る服に困っていた」という話も小耳に挟みます。
言わないけど、「結構大変だった〜」と思っている生徒は意外と多いのかも!
大きな声では言えませんが、フリマアプリなども利用すればこの辺のお悩みは、多少解消できるのかもしれませんね。
皆さんは、どう思いましたか?
最後までお読みくださり、ありがとうございました。