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ホラロマンとは? 永遠輝せあお披露目公演『エンジェリックライ』徹底解説!

ホラロマンとは? 宝塚歌劇団

花組新トップコンビ、永久輝せあさん・星空美咲さんの大劇場お披露目公演が決定しましたね!ファンにとっては待ちに待った発表だと思いますが、なんとなく違和感がありませんか。

なんといっても、お披露目公演の演目「エンジェリックライ」は、これまでになく不思議な感じがするのは私だけでしょうか。

そこで、この記事では、ホラロマンの意味や永遠輝せあさんのトップお披露目公演について徹底解説いたします!

永遠輝せあさんついてはこちらの記事をご覧ください。↓

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ホラロマンとは?

「ホラロマン」は、一見「ホラーロマン」と見間違えそうですが、宝塚歌劇団の公式HPでは「ファンタジー・ホラロマン」と表記されています。これは、作者である谷貴矢氏の造語であるとご存じでしょうか。

「ホラロマン」の「ホラ」とは、「ほら吹き」の「ホラ」を意味します。 つまり、「ホラロマン」とは、「ほら吹き」をテーマにしたロマン作品なのです。

「ホラロマン」の設定とは?

主人公の天使アザゼルは「天界一の大ホラ吹き」という設定であり、嘘や誇張を交えながら物語が展開していくと予想されます。

「ホラ話」をテーマにした作品としては、宝塚では、礼真琴主演の別箱公演「眩耀の谷~舞い降りた新星~」も同様であったと記憶しています。

「ホラロマン」の世界観とは?

「ホラロマン」の世界観を分かりやすく説明すると、以下のような主人公が嘘をつく映画や漫画が例として挙げられます。

  • 「ライフ・イズ・ビューティフル」
  • 「バロン」
  • 「ユージュアル・サスペクツ」
  • 「スタンド・バイ・ミー」
  • 「パタリロ!」のペロメーの話(100年に一度だけ本当を言う悪魔のせいで、アスタロトが罠にかかる話)

これらの作品のように、「ホラロマン」は、嘘や誇張によって観客を笑わせたり、ハラハラさせたりしながら、最後は感動へと導くようなエンターテイメント作品になると考えられます。

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「エンジェリックライ」ストーリー解説

ここでは、気になる「エンジェリックライ」のストーリーについて解説します。

天界からの追放

「エンジェリックライ」は、「天界一の大ホラ吹き」として知られる天使アザゼルが主人公の物語です。アザゼルは、類まれなる美貌と聡明さを持ち合わせていましたが、素行の悪さから天帝の怒りを買い、天界を追放されてしまいます。

人間界での試練

人間界に堕とされたアザゼルは、天界に戻る方法を模索しますが、天使としての能力と共に、嘘をつく能力までも封印されてしまいます。自分の素性を人間たちに話しても、誰も信じてくれず、「ホラ吹き」呼ばわりされる始末。途方に暮れ、飲んだくれるアザゼルに、唯一真剣に耳を傾ける女性が現れます。彼女こそが、トレジャーハンターのエレナでした。

ソロモンの指輪との遭遇

エレナは、「ソロモンの指輪」という伝説の秘宝を狙っていました。「ソロモンの指輪」は、天使や悪魔をも従えることができるほどの力を持つと言われており、大富豪のフェデリコが入手した指輪が、まさにそれだと確信していました。エレナもまた、その話が荒唐無稽だと周囲に相手にされずにいましたが、アザゼルは「ソロモンの指輪」の力があれば天界に戻れるかもしれないと考え、エレナに協力を申し出ます。こうして、アザゼルとエレナは、フェデリコから指輪を騙し取るために共闘することになります。

挑戦者たちの動き

しかし、「ソロモンの指輪」を狙っているのは、彼らだけではありませんでした。指輪の力を欲する悪魔フラウロスも、フェデリコに近づき画策を始動させていました。一方、その動きを察知した天界は、事態を収束させるべく、大天使ラファエルを人間界に派遣します。しかし、フェデリコは天使や悪魔をも跳ね除けるほどの強い野心を抱えており、事態は混迷を極めていくことになります。

果たして、アザゼルは人間、天使、悪魔が入り乱れる騙し合いに勝利し、力を取り戻して天界に帰ることができるのでしょうか。

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宝塚歌劇 花組公演 『エンジェリックライ』登場人物解説

2024年9月28日から宝塚大劇場で開幕する花組公演「エンジェリックライ」の登場人物について解説します。

主人公:天使アザゼル(演:永久輝せあ)

  • 天界一の大ホラ吹きである天使。
  • 類まれなる美貌と聡明さを持つ。
  • 素行の悪さから天帝の怒りを買い、能力を封じられ人間界に落とされる。
  • 人間界では、天使の能力だけでなく、嘘をつく能力も封じられてしまう。
  • そのため、自分の正体を人間に信じてもらえず「ホラ吹き」と呼ばれる。
  • 「ソロモンの指輪」の力を使って天界に戻ることを目論む。

アザゼルは、旧約聖書外典に記された、人間の娘を愛して地に降りた天使アザゼルと同一人物である可能性が示唆されています。 堕天使というモチーフは、宝塚歌劇では定番のひとつでもあります。 また、アザゼルは「スケープゴート」の語源でも知られており、これらの要素から、現代社会を風刺する作品になる可能性も考えられます。

花組新トップスター・永久輝せあさんのお披露目公演であり、谷貴矢先生とは同期入団であることから、当て書きの期待も高マリます。

ヒロイン:トレジャーハンターのエレナ(演:星空美咲)

  • トレジャーハンターを生業としている。
  • 「ソロモンの指輪」を狙っており、大富豪フェデリコが所有していると睨んでいる。
  • アザゼルの話を唯一真剣に聞き、「ソロモンの指輪」を手に入れるため共闘を約束する。

谷貴矢先生の作品には、トレジャーハンターを主人公とした作品があり、エレナも同様に魅力的なキャラクターとして描かれると予想されます。 花組新トップ娘役・星空美咲が、持ち前の明るさでどのように演じるのか注目が集まっています。

その他の登場人物

  • 大富豪フェデリコ(演:聖乃あすか??)
    • 「ソロモンの指輪」を所有している。
    • 天使や悪魔をも跳ね除けるほどの強い野望を持つ。
    • その野望の行く末が物語の鍵を握ると考えられる。
    花組スター・聖乃あすかが演じるのではないかと予想されています。
  • 悪魔フラウロス(演:希波らいと??)
    • 「ソロモンの指輪」の力を求める悪魔。
    • フェデリコに接近し、指輪を手に入れようと企む。
    花組スター・希波らいとが演じるのではないかと予想されます。
  • 大天使ラファエル(演:一樹千尋??)
    • 天界から人間界に派遣される。
    • 混迷を極める事態を収束させるために活動する。
    花組スター・一樹千尋が演じるのではないかと予想されています。

「エンジェリックライ」は、個性豊かな登場人物たちが織りなす、ファンタジー要素満載のホラ吹きロマンスです。 永久輝せあさん率いる新生花組のお披露目公演として、どのような舞台が繰り広げられるのか期待が高まります。

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「Jubilee」で祝祭ムードを盛り上げる!

「Jubilee」は、記念祭や祝典を表す言葉であり、祝祭感溢れるレビューになると予想されます。稲葉太地氏が手がけるショーで、構成や演出はもちろんのこと、ファンにとっては衣装も楽しみなポイントの一つですよね!

これまでの稲葉氏の作品では、特に河底美由紀氏が担当した衣装が好評を博しており、今回も「ため息物の、柔らかい線を描くステキな衣装」となると期待が高まっています。

また、今回のレビューは、新たな王の誕生を祝うプロローグから始まり、豪華絢爛な場面の数々で、花組の「百花繚乱」の輝きが表現されるのではないでしょうか。

柚香光のために書かれた「おしゃれな帝王」に続き、稲葉氏が永久輝せあさんにどのような「新たな王」の姿を創り出すのか、今から楽しみです!

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三井住友VISAガールのお披露目公演なのになぜ2本立て?

三井住友VISAカードがスポンサーであるにも関わらず、永久輝せあ・星空美咲の新生花組お披露目公演が2本立てである理由は、明確には分かりません。しかし、いくつかの示唆的な情報があるので紹介します。

  • 過去のVISAガールである明日海りお、春野寿美礼、音月桂がお披露目公演で豪華絢爛な海外ミュージカルを上演したことを挙げ、永久輝せあのお披露目公演が新作オリジナルの2本立てであることを対比させています。
  • 宝塚歌劇団の懐事情の厳しさや、昨今の宝塚歌劇団に対する風当たりが強いことから、VISAからの協賛金が減っている可能性が考えられます。

三井住友VISAカードがスポンサーであっても、劇団側の事情やVISA側の意向など、さまざまな要因が重なって2本立て公演になったのかもしれませんね!

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公演期間は異例の年またぎ!

宝塚歌劇団の花組公演『エンジェリックライ』『Jubilee』は、宝塚大劇場で2024年9月28日から11月10日まで、東京宝塚劇場で2024年12月7日から2025年1月19日までの異例の年またぎ公演です。 このような日程となった背景には、劇団の働き方改革が関係していると考えられます。

従来の宝塚歌劇団では、東西両劇場での公演を9公演ずつ行うために稽古期間が短く、スケジュールがタイトになりがちでした。 しかし、2023年に西宮労働基準監督署が宝塚歌劇団に立ち入り調査に入ったことをきっかけに、公演日程が見直されています。

その結果、2024年の花組公演から、宝塚大劇場での公演期間は6週間と従来よりも長くなり、東京宝塚劇場の公演も6週間となりました。 このような日程に見直されて、公演期間は長くなった一方で、年間の公演数は減っています。 しかし、1公演あたりの稽古期間や休養期間を十分に確保し、出演者やスタッフの負担軽減が可能になったと考えられます。

今回の花組公演のように、年末年始を挟んだ公演は珍しいケースです。 今後発表される公演も、今回のようなゆったりとした日程で組まれると予想されます。

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ホラロマンとは? 永遠輝せあお披露目公演『エンジェリックライ』徹底解説!のまとめ

永久輝せあさんお披露目公演『エンジェリックライ』の「ホラロマン」とは、「ほら吹き」と「ロマン」を組み合わせた造語です。

明るい雰囲気のお芝居になるようで、気持ちも明るくなりそうですね!どちらにしても体調に気をつけて素敵な舞台を作り上げてほしいですね。

宝塚歌劇団
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