初舞台から応援してきた方にとっては、今の状態は当然のように思えるのでしょうが、私にとっては風間柚乃さんは流星の如く現れたスターです。
別にファンでなくても、「これは女子はハマるだろうな〜」と思わせるルックスと、パンチのある歌声。リアルな男性を演じきれるその実力は、時期月組トップになる器なのかな、と思ってしまいます。
そこでここでは、風間柚乃さんを知らなかった方のために、風間柚乃さんの魅力を紹介します。
風間柚乃の魅力とは?
宝塚の男役には正統派・異端派・個性派・フェアリー派などさまざまなタイプがあります。風間柚乃さんはズバリ、いぶし銀派ですね。男らしさを飛び越えて、熟年男性の渋さが似合う男役さんだと言えます。
ここでは、歌・ルックス・演技に別けて、風間柚乃さんの魅力に触れたいと思います。
エトワールの歌声に魅せられたファン続出
エトワールはフィナーレのパレードが始まる直前に、大階段中段あたりで主題歌を声高らかに歌うとても重要なお役目です。
風間柚乃さんはこれまでに『FULL SWING!』でトリプルエトワールを務めていらっしゃいます。おそらくほとんどのファンがひっくり返ったのが風間柚乃さんの歌いっぷりでしょう。
歌に対して専門的な言葉がわからないのですが、途中唸っていました。コブシ?喉を鳴らすような歌い方を取りいれていらっしゃって、「エトワールとは、正しく主題歌を歌う人」というファン歴50年の認識がひっくり返ってしまいました。
いや、決して嫌だと言ってるのではありません。とても魅力的で、印象に残った歌唱で、素晴らしかったです!
中毒性のあるルックス
宝塚の男役は本物の男性より男性っぽいと言われるのは、その姿は「演技」だからです。しかし、風間柚乃さんは立ってるだけで男性です。「あ、これは男だ」って思ったのが第一印象でした。
過去には久世星佳さんなんかがそんなタイプでした。どうしても女性に見えない、娘役は女装にしか見えないなど、女性にこんなこと言っていいのかどうか分かりませんが、風間柚乃さんにも同じような感想を持ちました。
言い方は悪いですけど、推しがいるのに「風間柚乃さんに浮気してる」ってファンも多いのではないでしょうか(笑)
リアリティのある演技力
風間柚乃さんの演技力が高く評価された作品といえば、やはりバウ初主演の『LOVE AND ALL THAT JAZZ』でしょう。「ユダヤ人の娘を護る為に命を懸けて戦ったドイツ人ジャズピアニスト」と公演概要にもあるように、戦争に翻弄される運命を生きる男性役だったのですが、演技力の高さを見せつけた作品となりました。
そんな風間柚乃さんには、ぜひ月組トップになっていただき、私の心から愛する『ノバ・ボサ・ノバ』のソールを演じていただきたい!フィナーレの『シナーマン』を熱唱してもらいたいです。
『ノバ・ボサ・ノバ』は安奈淳さんのために書き下ろされた作品で、これまで何度も再演を重ねていますが、安奈淳さんを超える人は現れていません。風間柚乃さんなら、もしかしたら越えられるかもしれませんね!
そもそも風間柚乃ってどんな人?
ここでは、風間柚乃さんの略歴について簡単に紹介します。wikipediaなどでもご覧いただける内容ですので、ご存じの方はすっ飛ばしていただいて結構です。
記念すべき宝塚歌劇団100期生
風間柚乃さんは2014年3月、月組『宝塚をどり』『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-『TAKARAZUKA 花詩集100!!』で初舞台を踏まれています。これは記念すべき宝塚歌劇団100周年にあたる年で、風間柚乃さんはすでにブランドものなのです。
歌うまジェンヌ
この記事での何度も触れていますが、とにかく歌唱力のある方です。これ以上に言葉はありません。実物をご覧になりたい方は、スカイステージに入るか、DVDをご覧ください。
栄光のアンバサダー
風間柚乃さんは2025年に大阪で開催が予定されている『日本国際博覧会』のアンバサダーに就任されています。今後は関連イベントへの出演が多くなりそうですので、宝塚ファン以外の方にも名前が知られることになりますね!
風間柚乃がトップになれる可能性は?
2023年3月現在、月組のトップスターは月城かなとさんです。月城かなとさんに関する記事はこちらをどうぞ↓↓↓↓
2番手として鳳月杏さんがいらっしゃいますが、彼女は研究科18年でトップスターになるには、時すでに遅しといった感じが否めません。また、月組の御曹司と言われていた暁千星さんも今は星組に移動となり、私的にはライバルがいない状態と言っても過言ではないです。
で、風間柚乃さんがトップになれる可能性は今の段階ではほぼ確定ではないかと考えています。知らんけど。
その辺に触れた記事はこちらにもありますので、ぜひお読みください↓↓↓↓
ブランド力&アンバサダー力は最強!
月城かなとさんが通常政権と考えても、2024年まではトップの座を確保しているのではと思われ、2025年は風間柚乃イヤーになるのでは?と予想されている方も多いのではないでしょうか。
だって、揃いすぎてますもん。100期生として万博開催の年にアンバサダーを兼ねつつのトップスター就任なんて!劇団側がお膳立てしない手はないと思うんですよね。
素人目に見ても、100期ブランド&アンバサダーはカードが揃いすぎてます。
あともう1回のバウ主演と東上が欲しいところ
とはいえ、経験値からするとまだまだ発展途上にありますので、2024年中にバウ主演か東上公演が欲しいところです。下級生にもダイヤの原石がいますので、確固とした存在感を手に入れるためにも、さまざまな役柄に挑戦し、トップを目指して欲しいですね。
まとめ
風間柚乃さんは故・夏目雅子さんの姪っ子ということで注目を浴びていた時もありましたが、今となってはそんなものがなくても十分実力で知名度が上げられそうなタカラジェンヌに成長されています。
そんなことよりも、私個人としては『ノバ・ボサ・ノバ』のソール、なんとか実現してもらいたいものです。どちらにしても、今後の活躍が楽しみで仕方ありません!