夢を売る仕事であるタカラジェンヌもお金がなければ生活できません。
彼女たちも毎月お給料をもらっているわけなんですが、その金額が気になりませんか?
トップスターの年収はいくらなのか?
その他の生徒は毎月いくらのお給料をもらっているのか?
最高年収はどのくらいなのか?
必要経費は劇団側が負担するのか?
など、夢を得るタカラジェンヌのお金事情についての疑問にお答えします。
宝塚トップスターの年収は?
宝塚トップスターの年収は、1,000万円ほどと言われています。
一般サラリーマンに比べると高額のようですが、組の中心として常に注目を浴びながら、尚且つ激しいダンスや繊細な芝居などをこなしていることを考えると、それほどたくさんもらっているとは思えませんよね。
また、トップスタークラスになるとCMやテレビ番組出演などもあるので、トップ以下の生徒に比べると年収は多くなるのも当然です。
入ってくる金額も多いですが、出ていく金額も大きいはず。常に注目される存在ですから、洋服やバッグなど毎日同じものを身につけて楽屋入りするなんてこともできないでしょう。
交際費などもかさむでしょうし、意外とやりくりは大変なのかもしれませんね。
下級生のお給料はどのくらい?
初舞台から研究科7年以下の生徒は阪急百貨店・阪急電鉄の社員の初任給より多い程度だそうです。
阪急百貨店の社員の初任給は212,000円です。悪くないですよね。タカラジェンヌは俺よりも少し多めのお給料もらってると言う事ですから、初任給としては充分だと思います。
研究科7年以降はタレント契約となり固定給ではないと言うことです。活躍の度合いや劇団の期待とでギャランティーには差が生じるようになります。
ちょうど新人公演を卒業する頃、タカラジェンヌには厳しい現実が突きつけられるようです。
同じ同期でもお給料に大きな差が出てしまうのはとても辛いことだと思いませんか?
それ以外にもスポンサーのイメージキャラクターに選ばれたり、宝塚や東京の大劇場以外の劇場に出演するとなると別ギャランティーが支払われます。
最高年収はいくら?
元宝塚トップスターの紫吹淳さん曰く「人に言えないほど多額のお給料をもらっていた」とテレビで話していたことがありました。
金銭感覚の違いでどれくらいの金額かは分かりませんが、おそらくトップスターは年収は数千万円になるのではないでしょうか。
トップスターはお給料以外にも自分でデザインしたグッズなども販売されるので、その収入もお給料に含まれます。
トップスター以外の生徒もプロライトやポスターカード等の売り上げも年収に上されます。たくさんファンがいると言う事は、タカラジェンヌのお給料にも大きく影響するんですね。
稽古中はお給料なしって本当?
舞台に出演している時はもちろんお給料が出るわけですが、朝から晩まで拘束されるお稽古中はお給料が出ないと言う話です。
この話が本当であれば、ちょっと驚きますよね。
私の知っているタカラジェンヌさんはバイトをしていたと言う話もしていました。
この話はかなり昔のことで、当時は宝塚と東京での講演はもちろんありましたが、地方公演は今ほどたくさんはなかったように思います。
ですから、暇になる時期もあったんでしょうね。その期間を利用してバイとし、収入に当てていたのでしょう。
誤解がないようにお伝えしておきますが、このバイトをしていた元タカラジェンヌさんですが、決して家庭が貧困であったわけではありません。
どちらかと言うと裕福な家庭の方で、それでも月々の収入に不安を感じてバイトをしていたくらいですから、収入に関しては厳しいものがあると言うことがわかりますよね。
必要経費は劇団側が支払うの?
以前は、舞台で使うカツラも全て生徒が準備すると言う話がありましたが、今は劇団側がカツラの4個分くらいまでは負担してくれるようです。
いろいろ必要経費に関して厳しい時代があったのは事実のようですが、時代の流れとともに宝塚歌劇団のお金事情も変化しているようですね。
歌劇団ではレッスンも無料のものが用意されており、お金をかけずに歌やダンスのレッスンを受けることができます。ただ、個人レッスンに通う方も少なくなく、そういったレッスン費用は各自が負担しています。
月100〜300万円程度の出費が必須
必要経費というか、人に見られる仕事ですので普段着ている服も毎日上から下までユニクロと言うわけにはいかないでしょう。
トップスターさんの服を見ても、高級ブランドの服を着ているようですし、下級生もブランドのバックを持って通勤している人も少なくありません。また、パーティーに呼ばれれば、パーティー用の衣装が必要ですよね。それも大きな出費になると思います。
さらに個人レッスンを受けている教室で発表会がある場合はその費用が必要だし、また発表会に呼ばれた場合は楽屋見舞いも送らなければならなので、月々の出費はかなりかさむようです。
月々のお給料だけでは足りず、親からの仕送りがないと厳しいと言う噂も堪えません。
宝塚音楽学校の学費は安く、一般家庭の娘さんでも充分入学が可能と言う事ですが、宝塚歌劇団に入団してからが大変になるようですね。
娘役より男役の方が金銭的に楽?
男役はタニマチ的なおばさまがつく可能性が高く、そうなるとスポンサーになってもらえるので金銭的にかなり楽だと言う話があります。
ですから、トップにならなくても「お金のことを心配する事はなかった」と言う話を聞いても、真実味を帯びてきますよね。
有名な話では、大和悠河さんのファンの方たちはかなり熱狂的で、プレゼントも派手だと言うことです。これはテレビで放送されており、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
高級なホテルの大きなベッドの上に高級ブランド品のプレゼントをたくさん広げている横たわっている彼女の映像を見たことがあります。
このようにファンの方たちから洋服やバックなどをもらえるのであれば、これはかなり助かると思いますよ。
その、娘役は熱狂的なファンがつきにくく、トップの娘役ですら、ファンクラブの人たちなしで楽屋に入ることも少なくないです。
宝塚歌劇団はまさに男役天国の場所ですね。
まとめ
お給料の話は角レコードに引っかかるため、本当のところはわからないことが多いのですが、OGがテレビで話をしていたり、知り合いから聞いていたりした話がファンの間に広まっているようです。
ですから、あながち嘘ではないと思います。
どちらにしても金銭的にはかなり余裕がないと、宝塚歌劇団に入団し続ける事は難しそうですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。