宝塚歌劇団は夢いっぱいの舞台をお客様に見せるのがお仕事です。そのイメージは、まったくの純白で、汚れを知りません。でも、実はお金がたくさん絡んでいる世界でもあり、退団する生徒の事情もさまざまです。
そこで、この記事では、宝塚の退団理由で「これは黒いやろ」と思われるものをピックアップしてお伝えします。また、退団後は何をしているのか気になっている方のためにタカラジェンヌのセカンドライフについても紹介します。
宝塚の退団理由で黒いのはどんなもの?
タカラジェンヌの退団理由は、結婚とか芸能界進出とかさまざまあります。でも、あまり知られていない理由として親の介護なんてのもあるようです。ここでは、タカラジェンヌの黒い退団理由について紹介します。
亜蓮冬馬さんの場合
最近の黒い退団理由というと、youtubeの炎上問題でバグった亜蓮冬馬さんでしょう。怪我を理由に退団されていますが、実は「尊敬できる先輩がいなかった」「時間の無駄」といったところが本音だったようです。
誰しも本音と建前はあるんですが、この方の場合、youtubeで話してしまったものですから炎上してしまったんですね。人気のある男役さんだっただけにショックを受けたファンは多かったのではないでしょうか。
貴城けいの場合
トップに就任してたった1公演だけで退団されているのには、さすがに黒い理由があるとファンも睨んでいたようです。
トップスターになるのを目標に宝塚に入るんでしょうけど、さすがに燃え尽き症候群だとしても早すぎます。これにはファンの間でも「肩たたきでは?」といった噂が立ちました。
絵麻緒ゆうの場合
絵麻緒ゆうきさんは、ご自身で「劇団側の以降に従って退団する」と言って1作品のみでトップの座を退いています。ファンの間で言われるところの「ワン切り」だったようです。つまり、次のトップ候補が育つまでのつなぎのような生徒を言うのですが、それが本当ならあまりにも残酷ですよね。
ちなみに絵麻緒ゆうさんの次のトップは、朝海ひかるさんで、丸3年トップスターを務められています。
宝塚退団後は何をしているの?
宝塚歌劇団を退団すると、多くは何らかの舞台に出たり、テレビ出演をしたりと芸能活動をしている人が目立ちます。一方では、意外な転向を遂げる方もいて、さまざまのようです。ここでは、宝塚歌劇団を退団後の進路についてご紹介します。
宝塚受験スクール主宰
最近とても目立つのが宝塚受験スクールの経営に乗り出す方です。受験シーズンになると、テレビで「宝塚受験密着」の文字がラテ欄に踊り出し、毎年数人の合格者を輩出しているスクールをテレビで見る機会が増えます。
ちなみに宝塚受験スクールは日本国内にたくさんあるんですよ。興味のある方はこちらも記事もご覧ください↓
特に初嶺麿代先生のスクールは、毎年必ず密着番組があって、とっても有名ですよね。費用も良心的で通いやすいスクールだと思います。
大学・大学院進学
新しいところでは元・月組トップ娘役の美園さくらさんが慶應大学院に進学しましたよね。もともと利発なイメージのあった美園さくらさん。出身高校は大妻高校で、偏差値は68です。普通に地方の国立大学だったら合格できそうな偏差値です。
宝塚第80期生の銘苅美世さんは、大検から受験し、見事東海大学医学部に進学。現在も老人医療の医師として活躍されています。
また、宝塚第52期生の元娘役の花園とよみさんは、退団後2度の大学受験を経て大阪歯科大学に入学。国家試験も何度目で合格し、45歳にして歯科医になっています。諦めない不屈の精神の持ち主ですね。
さらに、宝塚第67期生の三矢直生さんは、こちらも大検を経て東京藝術大学声楽科に合格されています。宝塚歌劇団の音楽講師や劇団での歌唱指導をしており、第二の人生も芸術に生きていらっしゃいます。三矢直生はORBのに主席で入学されているので、やはり優秀な方なんですね。
youtuber
宝塚歌劇団退団後にyoutubeを開設する方も増えてきました。宝塚での体験談や暴露話などを披露して、それなりに視聴者数もいるみたいです。よく見かけるのは元宙組男役の彩羽真矢さん。宝塚の話題を幅広く紹介されていますが、特に目立つのはコンプレックスの話。歌劇団の先生から言われた言葉などは、ちょっとびっくりな内容です。
元星組男役スターさんである如月蓮さんも元タカラジェンヌのyoutuberですが、宝塚の話を全面に出しているわけではなく、Vlogやルーティーンなどもありますので、宝塚ファンでなくても楽しめます。
元雪組の千咲毬愛さんは「OGだってヅカオタです」というチャンネルを運営中です。宝塚最新ニュースや裏話などが聞けるので、ファンにとっては嬉しいチャンネルですね。
どのチャンネルも個性溢れる楽しい情報が盛りだくさんですので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
まとめ
タカラジェンヌは夢を売るお仕事ですが、やはり大人の事情ってあるんですね。通常、宝塚歌劇団の生徒は7年目以降はタレント契約となり、収入が激減すると聞きます。ちょうどその時期に退団する方が多いのもうなづけますね。
退団理由はどうであれ、宝塚歌劇団で過ごした時間をエネルギーに変えて、第二の人生を謳歌している方が多いのには感服いたしました。皆さんは、どう感じましたか?